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- Amazon.co.jp ・本 (358ページ)
- / ISBN・EAN: 9784882024194
作品紹介・あらすじ
愛息の死をきっかけに知る妻の情事──片田舎の城館での平穏な日々は、一転悲しきファルスとなり、思いがけない結末をアマゾンの奥地で迎える。現代英国文壇きっての名文家ウォーの最高傑作! アメリカ版の 〈もうひとつの結末〉を付す。
感想・レビュー・書評
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初読
★3.5
こちらじゃなく小泉博一訳。
屋敷や貴族生活描写も訳なのか持ち味なのかイマイチ心浮きたたず、
「トニーの憂き目」で悪い方に話が進むも、
これまたやっぱりだからどうなのか
「英国ゴシック2」で離婚するのも面倒くさいお膳立てが必要なんだね…
でもやっぱり私の中に漂うだからってどうなの感(笑)
「都市を求めて」で
いきなり舞台を変えブラジルアマゾンに向かうトニー、
ワクワクする訳でもなく、一体この話はどこに向かってるのか、
何を読ませられてるのか、もう残りの頁はそんなにないぞ、
というところで
「トッド家の方へ」
あっと。いきなり。ディケンズを朗読させられる男。
こんな結末があるのか……!
好きな方、わかる人には最初から面白いのかな
私には此処に来るまでわからず、でも到達したら
忘れられない世界だった -
じわじわと背後からやってくる崩壊。
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