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- Amazon.co.jp ・本 (233ページ)
- / ISBN・EAN: 9784882026365
感想・レビュー・書評
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主人公の回想という形で語られた、スペインの小さな村の出来事、色々な人生模様を描いた小説。
パウロ・コエーリョの「アルケミスト」と並んで、一生の本になるかも! っていう読みごたえがありました(*´∀`)
登場人物みんなに強烈な個性・存在感があって、でもけっしてドタバタ劇ではなくて、淡々と日々は過ぎていくところがリアルというか。
日々のとりとめのない出来事を通して主人公は色々なことを感じ、考えて成長していく。
誰もみな人生を思いの通りには生きられないけど、だからって生きることは苦痛ばかりじゃない・・・解説にもあったように、イタリア映画を見ているようなストーリーでした。
というか、映画になったら観たいなあ〜。「クリクリのいた季節」みたいな感じで。ってあれはフランス映画でしたっけ。
この本を読んで感じたことをうまくまとめることは、まだできそうにありません。
それだけ印象の強い作品でした。今はまだ受け皿をはみ出している状態というか、余韻が強すぎているというか。
とりあえず、ウカ・ウカはひたすら応援したい存在でした。そういう意味では、主人公の母親の心情に近いのかも(*´艸`)詳細をみるコメント0件をすべて表示