スペインケルト紀行: ガリシア地方を歩く

著者 :
  • 彩流社
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  • Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784882026471

作品紹介・あらすじ

「ラテンの鎧を着たケルト」とは何か? アイルランド、スコットランド、ブルターニュなどと並んでに加えられるスペインのガリシア地方に、現在のケルトの息吹き、過去とのしがらみ、住民の気質や風土をたずねる歴史探索紀行。
「オウレンセで偶然出会ったガイタ(バグ・パイプ)の演奏、ルーゴの美しい塁壁、セブレイロ村のパリョーサ、広大なヴィラドンガ遺跡、のどかな海岸沿いを走るローカル列車、天空にそびえるア・コルーニャのヘラクレスの塔、「最果ての地」のフィニステレ岬、強烈な潮風に吹きつけられたバローニャ遺跡、巡礼者でにぎわう聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラ、活気みなぎるヴィーゴの町並み、ガリシア特有のオレオとクルセイロ、「ケルトの村」と呼ばれるサンタ・テクラ遺跡……。ガリシアはじつにいろんな顔を見せてくれた」。(本文より)実際に歩ける地図付き、写真多数.

感想・レビュー・書評

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  • 2012年の Vuelta a España の10st〜14stの舞台のガリシアを「ケルト」をキーに尋ねる旅行記。
    ブエルタのなんちゃって空撮されてた要塞とか、ホアキン・"プリート"・ロドリゲスさんがもらっていた模型のパリョーサはローマ時代からの名残の建物だとか「おぉ、あれはそうだったのか」な気付きが多かった。2013はガリシアのポンテベドラでスタートとするし、予習も兼ねて読了。

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著者プロフィール

たけべ・よしのぶ
1954年、大阪市生まれ。大阪大学文学部美学科卒業。
元読売新聞大阪本社記者。
ケルト文化に魅せられ、ケルト文化圏の国・地域への旅を
続けている。映画と洋酒にも造詣が深く、ユニークな執筆活動を展開中。
日本ペンクラブ会員。関西大学社会学部非常勤講師。
著書に
『ウイスキーはアイリッシュ ケルトの名酒を訪ねて』
(淡交社、1997年)、
『ケルト映画紀行 名作の舞台を訪ねて』
(論創社、1998年)、
『シネマティーニ 銀幕のなかの洋酒たち』
(淡交社、1999年)、
『スコットランド「ケルト」紀行 ヘブリディーズ諸島を歩く』
(彩流社、1999年、【改訂版】:彩流社、2010年)、
『ぜんぶ大阪の映画やねん 平凡社新おとな文庫―楽』
(平凡社、2000年)、
『スペイン「ケルト」紀行 ガリシア地方を歩く』
(彩流社、2000年)、
『北アイルランド「ケルト」紀行 アルスターを歩く』
(彩流社、2001年、【改訂版】:彩流社、2010年)、
『中央ヨーロッパ「ケルト」紀行 古代遺跡を歩く』
(彩流社、2002年)、
『フランス「ケルト」紀行 ブルターニュを歩く』
(彩流社、2003年)、
『ウェールズ「ケルト」紀行 カンブリアを歩く』
(彩流社、2004年)、
『に乾杯! ボビーズ・バー』
(新風書房、2004年)、
『東ヨーロッパ「ケルト」紀行 アナトリアへの道を歩く』
(彩流社、2005年)、
『イングランド「ケルト」紀行 アルビオンを歩く』
(彩流社、2006年)、
『イタリア「ケルト」紀行 キサルピナを歩く』
(彩流社、2007年)、
『アイルランド「ケルト」紀行 エリンの地を歩く』
(彩流社、2008年)、
『【ビジュアル版】ヨーロッパ「ケルト」紀行 上巻 島編』
『【ビジュアル版】ヨーロッパ「ケルト」紀行 下巻 大陸編』
(彩流社、2010年)、
『スコットランド「ケルト」の誘惑』
(言視舎、2013年)、
『ウイスキー アンド シネマ 琥珀色の名脇役たち』
(淡交社、2014年)、
『大阪「映画」事始め 映画上陸120年の真実』
(彩流社、2016年)、
『ウイスキー アンド シネマ2 心も酔わせる名優たち』
(淡交社、2017年)、
『大阪市の昭和 写真アルバム』
(共著、橋爪節也 監修、樹林舎、2018年)
などがある。

「2020年 『ヨーロッパ古代「ケルト」の残照』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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