100年俳句計画―五七五だからおもしろい! (Soenshaグリーンブックス)

著者 :
  • そうえん社
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本棚登録 : 30
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784882643036

感想・レビュー・書評

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  • 28.7

  • なじ■

    楽しくなければ俳句じゃない!
    始まりから終わりまで俳句への愛・情熱に
    満ち満ちている本。

    俳句ってこんなに楽しいんだ、
    言葉に自分の気持ちを乗せて
    俳句として表すことで
    こんなにも心が救われている人が、
    他の人々と繋がっている人達が
    たくさんいるんだ、ということを知りました。

    もう俳句甲子園とか句会ライブとか
    凄く凄く楽しそうで、
    良いなー愛媛!!としみじみ思いました。

  • (080402)

     俳句を作ってみたいなぁと思いながら歳時記を眺め、ちっとも思い浮かばないと思ったり、俳句をつくってみたいなぁと思ったことじたいを忘れたり。

     この「100年俳句計画」の著者・夏井いつきさんはスーツケースを持って、たくさんの学校を訪ねては「句会ライブ」を行っている。季語を教え、「面白かったこととか感動したことを12文字で言ってみて。そして5文字の季語をくっつければ俳句のできあがりだよ。さあ、5分で1句だよ、スタート」みたいなことをおっしゃって、俳句づくりの楽しさを教えている。

     この本に掲載されている子供たちの句は、どれも素晴らしくて、とても驚いた。

      にいちゃんがたすけてくれるあきの山(真)

     小学校1年生の「真」くんが読んだ句だ。司会役の著者が「何を助けてもらったの?」と聞くと、「なーんも助けてくれん」「兄ちゃんがただ言うただけ」「これから兄ちゃんが助けてやるからなって」

     そんな返事に会場は爆笑。だけど、閉会後、実はそのお兄ちゃんはお父さんの違う年の離れたお兄ちゃんなのだということが分かる。そして、真くんのお父さんは交通事故で亡くなったのだと。「これからは兄ちゃんが助けてやるからな」。確かに言っただけなんだろう。だけど、その言葉を聞いたときに、たった小学1年生の真くんは、ちゃんとお兄ちゃんから心を受けとったんだろう。

     すごいなー。

     私も思ったこと、感じたことを指を折りながら言葉にしてみたくなった。

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著者プロフィール

夏井いつき
昭和32年生。松山市在住。俳句集団「いつき組」組長、藍生俳句会会員。俳都松山大使。第8回俳壇賞。俳句甲子園創設に携わる。松山市「俳句ポスト365」等選者。『プレバト!!』(MBS/TBS系)等テレビ出演のほか、新聞、雑誌、ラジオで活躍中。著書に『超辛口先生の赤ペン俳句教室』、句集『伊月集 龍』(小社刊)、『夏井いつきの世界一わかりやすい俳句の授業』(PHP研究所)、『「月」の歳時記』(世界文化社)等多数。

「2018年 『夏井いつきの おウチde俳句』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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