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- Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
- / ISBN・EAN: 9784882645351
感想・レビュー・書評
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作者のブログに創作意図が書かれていたので、興味を持った。ゲームの描写にはなかなかついていけないが、どこに着地するのか知りたい。
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小学校は軍艦だという、超面白い設定で物語は始まる。主人公は4人の小学生。それぞれちゃんと特技を持っていて、艦の主に見込まれ、世界を救う戦いに引っぱり出される。あり得ない設定なのに、ちゃんとそれらしい説明といきさつがくっつけられているのはお見事という他はない。
物語設定のアイデアは流行りのゲームから採られているけれども、「敵」はそもそも人間が生み出したモンスターであること、それは消し去ればおしまいなのではなく、自らの一部として受け入れなければ解決にはならない、という本質がきっちり組み込まれていて、これは芝田作品共通のテーゼなのだった。
とにかく面白い。ただし、いくらシュミレーションゲームの達人だからといって、小学生がいきなりゼロ戦を操縦できるのか、急激なG変化に耐えながらしかもちゃんとした装備なしで……? と突っ込まざるを得ない描写があったので、星4つ。 -
小学校の新しい校舎は豪華客船、ではなく空母だった
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