- Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
- / ISBN・EAN: 9784882645375
感想・レビュー・書評
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本棚を見ていると、たまに読んだのに気になる本がある。読み返してみました。
いとうみくさんの作品が好きですが、YAのものが合いそうに感じてしまう。
4年生で、これだけ我慢していい子はなかなかいないし、友だちとの会話が大人びているように感じる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
親戚の小学生の女の子がとても感動した!と教えてくれたので、彼女と「感動」を共有したくて読んでみた。親子ほど歳が離れているのだけど。
小学4年生の杏に、妹が生まれる。嬉しくって可愛くって仕方なかったのに、その妹が病気だと分かり、家族は妹のことで一喜一憂する日々が続く。運動会も参観日も、お母さんは妹の入退院などで来てくれず、自分の妹が「障害者」になることに葛藤するのだけど、素直にその気持ちと向き合おうとすり杏と、寄り添う親友の真由の広い心が、大人になってしまった私の歪んだ気持ちをスカッとさせてくれた。
大人だったら隠してしまうであろう、人間くさい、みっともない部分も、子どもの時に向き合えることを知っていると、きっと人としての成長が違うんだろうなぁと思う。
児童書だから、と思わず、たまには手にとってみるのもいいなぁ。
そして、自分が小学生だった頃を思い出して、クスッと笑えたりもするんだなぁ。
(平成28年度課題図書・中学年) -
赤ちゃんの話が好き❤️
特にコウノドリが好き -
妹の芽生がうまれて4人家族になった小学4年生の杏(あん)
笑顔がひろがるはずの両親の顔色がさえないのは
出産時の病院の不手際で芽生に障害が出てしまい
長く生きられないのではと言われてしまったから
妹の障害がうけいれられない杏の葛藤と
子育てに真摯にむきあう両親の姿を描きだす
“いのち”への絶対的な信頼を「二日月」というタイトルにこめ
小学生に贈りたい一冊 -
2016年度課題図書(3&4年)
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妹がしょうがいをもって生まれてきました。お母さんは妹ばかりみていて、姉がさみしくなり、妹をきらいになってしまいます。悲しいところ、おもしろいところもあるので、ぜひ読んでみてください。
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今年の課題図書 小学中学年
テーマは重いけれど素直に読めた
表紙の絵もやわらかくていい
でも、タイトルはイマイチかな
無理やり感が……
最初惹かれただけに残念
子供の気持ちに寄り添って書ける作者
すごいなあ
≪ 妹は 難病なんだ 笑ってる ≫ -
出産時のトラブルで障害が残ってしまった妹の芽生。ミルクを飲んでもすぐに吐いてなかなか大きくなれない。そんな妹に付きっ切りになっている両親に杏はモヤモヤした気持ちを抱く。妹が大好きで心配する気持ちと、妹のせいで自分に構ってくれない両親への苛立ち。妹さえいなければ…障害さえなければ…。様々な気持ちが痛いほどにわかる。妹の障害を受け入れたつもりなのに、友達には隠したくなる、そんな自分に嫌悪感を抱いてしまう。
難しいテーマ。 -
★★★★☆
まちに待った妹の誕生だったけど、妹は重い障がいを持って生まれた。
もちろんかわいいのだけど、友だちにも妹のことを伝えられない自分もいる。
(まっきー) -
わたしがこの本を読んだきっかけは、友達に教えてもらって面白そうだったしこの本の感想を見てみると面白そうだったからです。弟も障がいを持っています。この本を読んでだれにでも優しく接したいと思いました❣❤️