砂漠に花を咲かせましょう (ビーボーイノベルズ 44 東慶大学付属長野高校シリーズ 第1話)

著者 :
  • ビブロス
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784882713685

感想・レビュー・書評

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  • BLなのに、主人公が受攻のどちら側でもない!てかカップリングに加われてない! えと、真面目なシリアス話。暗すぎず、エロ過ぎず。行き詰ってる高校生が美貌のテロリストに拉致されて自分を見つめなおす、というか。青春。割と良いこと言ってくれる誘拐犯。深いけどやることは破壊。中高生の時に読んでたら、あの灰色の箱について、色々共感できたのかもしれない。

  • 読んでる最中は震えも涙も止められなかった。
    なんでこんなに息苦しいのか、何が恐ろしくて動悸がするのかわからなかった。

    何年か経って読み返すと、その気持ちは少しも甦らなくて肩透かし。
    作者もそんな感想をもらったことがあるようで、「ショックだけれどそういう作品なのだろう、これが必要であるとき、もう要らないときというのがたぶん有る」とどこかで言っていました。興味深い。

  • BL小説。イメージがないって凄いな……。
    えっと、随分前――そうBE-BOYが発刊された頃の作品ですね。
    内容としてはシビアなテロリストとの邂逅、のような。
    ちょっと暗めの悲恋系。
    青少年の青少年らしい悩みが満載で、読むととても気持ちが沈む。
    当時これを読んだ時、本当に一ヶ月程沈み込んで抜けられなかった記憶にある作品。
    ま、面白いです。

  • テロリストの話。スカボローフェアの裏歌はこれに載っていました。
    YA

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著者プロフィール

福島県出身、在住。 2月2日生まれ。小説、漫画原作、エッセイ、戯曲を執筆。『毎日晴天!』シリーズ(徳間書店)、『色悪作家と校正者』シリーズ、エッセイ『海馬が耳から駆けてゆく』シリーズ(ともに新書館)等、『硬い爪、切り裂く指に明日』(河出書房新社)。『シェイクスピア警察 マクベスは世界の王になれるか』(集英社)等、著書多数。

「2021年 『しずく石町の法律家は狼と眠る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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