子どもたちに寄り添う: カンボジア-薬物・HIV・人身売買との闘い (JULA BOOKS ブックレット 6)

著者 : 工藤律子

• ジュラ出版局 (2008年7月1日発売)

感想・レビュー・書評

[marikhmerさんの感想 · 2011年3月10日]

カンボジア初心者にも分かりやすく、やさしく読みやすい内容。
スラム、ドラッグ、性売買・・・。
平和で豊かになりつつあるこの国でも、まだまだ陰の部分や、解決すべき問題はたくさん残っている。

[Hashiyoshiさんの感想 · 2009年9月13日]

ジャーナリスト工藤律子さんによるカンボジアでの体験レポート。カンボジアの歴史からスラムでの生活、売春や人身売買の実態等、カンボジアが抱える様々な事象を広く知る事ができる。また、カンボジアで活躍するNGOの活動にも触れられている。

著者プロフィール

スペイン語圏を中心に、貧困や格差といった社会問題、歴史や文化を取材している。
著書に、『仲間と誇りと夢と』（JULA出版局）、『ストリートチルドレン』（岩波ジュニア新書）、『マフィア国家』（岩波書店）など。『マラス　暴力に支配される少年たち』（集英社）で第14回開高健ノンフィクション賞受賞。NGO「ストリートチルドレンを考える会」共同代表。

「2018年 『ギャングを抜けて。 僕は誰も殺さない』 で使われていた紹介文から引用しています。」