コミケ殺人事件

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  • 出版芸術社
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レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784882930914

感想・レビュー・書評

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  • メタ・フィクショナルな趣向で多重解決というある意味では贅沢な作品でした。一つ一つの仕掛けは小粒でもここまで畳み掛けられると、いわゆる「量が質に転化する」という様相を呈してきますね。難点は『ルナティック・ドリーム』が結局どんな作品なのか分からないところ。

  • いいものを持っていても
    きちんと組み合わせが浸透しないと
    何の意味も成さないということ。
    この作品がそういうことを教えてくれています。

    まず問題なのは
    最後の最後は決めないといけないのに
    ぜんぜん決まらない、ということ。
    これは推理小説なのにかなり致命的だと思います。

    そしてもう一点。
    余計な表現が逆効果になっていること。

    まあ発想は悪くないから
    1までにはしなかったけど
    実評価は2.5。
    最後ですべて打ち砕いてくれたから。

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プロフィール

作家。評論家。翻訳家。1965年生まれ。東京大学卒。82年史上最年少の16歳で乱歩賞の最終候補となる。94年『コミケ殺人事件』でデビュー。2010年に『英文学の地下水脈』にて日本推理作家協会賞を受賞。

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