蜘蛛 (ふしぎ文学館)

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  • 出版芸術社
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784882931140

作品紹介・あらすじ

深夜の怪談会の帰り、タクシーの中で私を襲った事件とは。人間の皮膚に卵を生み付ける「くすね蜘蛛」の恐怖を描いた表題作をはじめ、三浦朱門とともに、熱海の宿で悪夢の一夜を過ごす体験談「三つの幽霊」、先祖の遺品を蒐めることにとりつかれた男の末路「憑かれた人」など、ユーモラスな語り口を駆使しながら、読者を恐怖の世界に案内する周作恐怖譚・全21話。世評高い傑作短編集『蜘蛛』を完全収録、さらに現在の文庫では手に入らない幻の作品も多数加えて再編集した、遠藤周作怪奇小説の決定版。

感想・レビュー・書評

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  • (収録作品)ジプシーの呪/三つの幽霊/蜘蛛/黒痣/私は見た/月光の男/あなたの妻も/時計は十二時にとまる/初年兵/鉛色の朝/幻の女/ジャニーヌ殺害事件/爪のない男/姉の秘密/娘はどこに/憑くかれた人/気の弱い男/恐怖の窓/枯れた枝/生きていた死者/針

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プロフィール

遠藤 周作(えんどう しゅうさく)
1923年3月27日 - 1996年9月29日
東京生まれ。父親の仕事で、幼少時代を満洲で過ごす。帰国後にカトリックの洗礼を受けた。1941年上智大学予科に入学したが、中退。慶應義塾大学文学部仏文科入学・卒業後、カトリック文学を学ぶためにフランスへの留学。帰国後の1954年『アデンまで』を発表し小説デビュー。1955年『白い人』で芥川賞を受賞し「第三の新人」として脚光を浴びた。
1958年『海と毒薬』で第5回新潮社文学賞及び第12回毎日出版文化賞、1966年『沈黙』で第2回谷崎潤一郎賞、1979年『キリストの誕生』で第30回読売文学賞評論・伝記賞、1980年『侍』で第33回野間文芸賞などそれぞれ受賞。1995年に文化勲章を受章している。
上記受賞作のほか、1993年刊行『深い河』もキリスト教と日本人をテーマにした代表作と見なされており、映画化された。60年代以降「狐狸庵山人」(こりあんさんじん)を名乗り、様々なエッセイを記した。数々の作品が欧米で翻訳され高い評価を受けており、存命中ノーベル文学賞候補だったこともよく知られている。

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