監督力: サッカ-名将の条件

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  • 出版芸術社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784882932536

感想・レビュー・書評

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  • ☆☆$$そこそこ面白かったが、内容はイマイチ覚えていない。$$流し読みには最高。$$著者の深いサッカー感と読みやすい文体には$$共感できる。

  • ずっと積読だった西部さんのサッカー監督に語った本。
    少し古くて2004年なので、題材も当時の監督たちである。

    実際に語られるのはデルボスケ、デシャン、ファーガソン、ベンゲル、ラニエリ、オシムとよもやま話で複数の監督といった構成。

    やはり西部さんらしく痛快で本質を捉えた内容であると言える。

    デルボスケは今やレアルマドリーからスペイン代表監督についているし、デシャンはマルセイユで指揮を執っている。ファギー、ベンゲル、オシムは言うまでもなく、ラニエリもちょこちょこ出てくる。

    ジーコジャパンの提言もあるが、2004年当時からこうなると先を見据えていたのはすばらしい慧眼であるといえる。
    そんな西部さんはジェフファンであり、僕と共通した点があるという親近感があるのだが、毎回内容がすばらしいので、また本を買ってしまうのだ。
    ぜひ一度、彼の本を読んでみてほしい。

    ■目次
    第1章 監督とは何か?
    第2章 南面する監督―デルボスケの場合
    第3章 リアリズムの系譜
    第4章 威張ったサッカー、威張らないサッカー
    第5章 監督よもやま話
    第6章 グーフィーの挑戦
    第7章 未来へ架けた橋
    第8章 監督の選び方
    第9章 File‐Z

  • クラブチーム監督とナショナルチーム監督の違いなどフットボールファンだけでなく、
    初心者の方でもとっつきやすいです。
    試合観戦する際の着眼点が変わってきます。

  • 名将とよばれる何人かの監督について書いた、西部謙司さんの作品。
    ジェフ市原のオシム監督や元グランパスのベンゲル監督、元フランス代表キャプテンとして有名なデシャン監督などがとりあげられ、監督という職業の役割や資質などが語られる。中でもプレミアでしのぎを削る二人の名将、「マンチェスター・ユナイテッド」のアレックス・ファーガソン監督と、「アーセナル」のアーセン・ベンゲル監督という対照的な二人について書かれた章は、プレミアファンである私には実に興味深い内容だった。

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著者プロフィール

1962年9月27日、東京都生まれ。早稲田大学教育学部卒業後、会社員を経て、学研『ストライカー』の編集部勤務。95~98年にフランスのパリに住み、欧州サッカーを取材。02年にフリーランスとなる。06年の『footballista』創刊時から「戦術リストランテ」を連載中で、同誌が主催する各種サッカーイベントにも多数出演している。趣味もサッカーで、東京都シニアリーグで現役続行中。主な著書に『サッカー戦術クロニクル』シリーズ、『スローフット』、『1974フットボールオデッセイ』(双葉社)、『戦術リストランテ』シリーズ(小社刊)など。

「2020年 『戦術リストランテⅥ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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