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- Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
- / ISBN・EAN: 9784882933229
作品紹介・あらすじ
消えた幽霊船フレア号。火星人類との交信。人造人間の怪-。科学もまだまだ発展途上、世の中は不思議な事ばかり…。今日もまた、春浪邸で開かれる空想科学小説家達の座談会。次は一体どんな奇妙奇天烈な話が飛び出すのか?ミルクホール、活動弁士、マクワウリ、平野水等々、明治研究の第一人者でもある著者ならではの、精緻な風俗描写が冴え渡る連作SFシリーズ最新作。
感想・レビュー・書評
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これでシリーズ全部読んだのかな…まだまだたくさん著作残されてるので、読みます!
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追悼というわけではないけれど、図書館で目に付いたので手に取ってみた。ヨコジュン作品はハチャメチャSFとSFこてん古典しか読んでいなかったのだけれど、明治時代のものをこんなに書いていたのだと、巻末の作品リストを見て驚いた。回想録だし明治だしというわけで、不思議な事件がそのまま不思議になっている。解決を望むのではなく、この時代の雰囲気を味わうべきものなのだろう。そして、描かれている話の年代順に並べられていることで、世の中がどんどん戦争に向かっている時代背景も感じさせられる。
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戦前のSF作家なのに変に左翼的な押川春浪にすごい違和感あるんだが。この作者には海野十三を主人公にした小説書いてほしいもんだわ。
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