横溝正史自選集〈7〉仮面舞踏会

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  • 出版芸術社
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レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (414ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784882933243

感想・レビュー・書評

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  • 金田一シリーズ。毎度ながら、読者にはちんぷんかんぷんなまま解決へ。憎しみ、嫉妬の中にも、愛を感じるシーンがわずかに感じた。やはり有名作品の方が面白い気がする。

  •  横溝正史自選集のトリで聞いたことのない題名なこともあって期待してたものの、大外れ。ただでさえ個人的に金田一耕助が合わないというのに、今作ではその存在意義が文章でほとんど損なわれていました。

     金田一が見つけた重要な手がかりは「他の人間でも見つけられた」と金田一自ら口にし、謎が解けるのはほぼ答えを知ってる証人の口からで推理の必要なし、証人がおらず想像で推理するしかない場面では地の文でわざわざ「説得力がない」と書かれ、折角の名探偵が台無し。そこはさも見てきたかのように堂々と口にしてほしかった。はっきり言って今作は金田一シリーズである必然性も金田一シリーズの魅力もない。

     事件自体も微妙。田代信吉は正直要らなかったと思うし、派手な銃撃事件を出すよりも毒殺に絞った方が面白かったと思う。
     犯人を狂人として書いたのもマイナス。あの経緯なら十分共感できる悲劇性のある犯人にできたはずなのに、わざわざ共感できない悪魔にしたせいで事件の悲劇性が損なわれている。いつも通り犯人は死にましためでたしめでたしにしてるけど、エピローグの犯人の邪悪な口ぶりは単に自棄になってただけじゃないのか(恐らく作者はそんなつもりないだろうけど)

     余談ですが、珍しく死にそうだった人が助かった今作、助かった要因に金田一はかすりもしていない上、金田一の目の前で死にそうだった人間はあえなく死亡。徹底してるなあと苦笑しました。でもあの人は生きて罪を償ってほしかった。

  • このシリーズで一番面白くなかった。軽井沢で女優(鳳千代子)の別れた夫が殺されていく話。

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