星へ行く船シリーズ2通りすがりのレイディ

著者 :
  • 出版芸術社
4.03
  • (12)
  • (17)
  • (11)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 192
レビュー : 19
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784882934929

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • レイディめちゃくちゃ格好いい・・・!これはみんな惚れてしまうのわかる

    勢いのあるストーリーで女の子たち大活躍だけどディスクの下りだったり内容はかなりハード

    あゆみちゃん無鉄砲すぎるよ・・左腕が義手になってしまうなんて 涙

    ラストの太一郎さんとのシーンはムズキュンこれぞ少女小説という感じ 笑

  • すでにレイディどころか、という年になりましたが、レイディかっこい!ほれてまうあゆみちゃんの気持ちもわかる……が、太一郎さんのきもちもわかる(笑)。この巻と次の巻の、女の子たちのかっこよさといったら、すさまじいです。

  •  レイディの命を狙う組織、というのは今後の展開に大きく絡んでくるのかな?気になります。気になりますが…このレイディと主人公・あゆみとの不思議な三角関係?が最大の読みどころ。素敵な年上の女性に憧れる気持ちはワカルな~と思いつつ読み進めましたし、レイディが妹のようにあゆみに気持ちを寄せているのもワカルな~、と両方の魅力を堪能致しました。 
     
     太一郎さんは果報者ですな。

  • コバルト文庫版で読んで以来、シリーズで最も記憶に残っている作品。といってもストーリーを覚えているわけではない。“レイディ”という単語が頭に残っているのだ。本書では省かれていたが、自分の中では、森村あゆみの「“レディ”というより“レイディ”と呼ぶのが相応しい」という感じのフレーズを覚えていて(30年も!)、それが格好いいと思い続けていたのだ。コバルト文庫版を読んで以来、私は“レディファースト”とは言わない。“レイディファースト”と発音することにしている。さて、本作は冒険SF要素も強くなり、一言で感想を述べるなら、“面白い!面白い!面白い!”だ。これ以下の感想は書けない。

  • 表紙のイラストが神木隆之介さんに似ている気がする。

    ファンタジーだからこれでいいのかな。

  • 星へ行く船シリーズ第二巻

    火星でのトラブルエージェント業も少しずつ板についてきたあゆみ。微妙な関係の太一郎とも、少しづつ進展…。そんなある日、彼の家の前で襲われた美女は彼のかつての妻らしく、不可解な依頼をあゆみに託してきた…。

    人類の進化と、疎かにされる生命。
    その価値は…?

    というのは、古典的なSFの登場から、ずっと変わらぬ大事な命題ですが、この小説に出てくる事件も、実はそれをヘビィに描いています。ただ、軽く柔らかな語り口と登場する人物の魅力で、それほど凄惨な印象を与えずに読ませるのが新井SFの魅力。

    なんて、ちょっとお堅い書き出しですが…。扱うプロットはこのシリーズ、相変わらず正統派です。

    ただ、本当の魅力NO1は、この本の主役。
    木谷真樹子―レイディ。もとの太一郎さんの奥様。最高にいい女なのです。

    そして、彼女に精一杯の愛情と憧れを捧げて、二人の復縁を…と、自分の恋に目を閉じて願うあゆみのいじらしさとパワーが読みどころ。

    太一郎さんも出番は少ないのですが、ほろ苦く気障でほんとうにいい男。

    レイディと彼のロマンスが、どんなに熱く激しかったか…予想つきすぎてあゆみちゃん目線の読者は、胸が痛いです。

    それだけに

    「こいつ!よくも…俺のあゆみに」

    という言葉に、ドキッとするのですけども。

    今回はかなり加筆されていて、いかにこのお話の陰謀がシリアスなものかよくわかります。レイディの印象も、ただのいい女というより、ぐっと大人度が上がっていて、小説としてはこっちの方が読み応えがありますね。

    次のお話も楽しみです。

    スピンオフの主人公はあゆみの同期入社。
    中谷くんですが、はい。
    こんなにあゆみの事、好きだったんですね。

    解ってましたけど、こうストレートに言われると。
    くすすす…彼にもいいひと、出来たらいいですね。


    それから…フレーズに引用した後の場面。
    159ページ。

    字数制限でフレーズのところには入り切らなかったので…こちらに引用を。他の方も挙げておいでですのでやはり印象的なのね。

    この言葉の後、あゆみは、守られる可愛いいいところのお嬢さんから、本当の女性への一歩を踏み出したのだと思います。


    あたし…レイディ、好きよ。本当に……好きよ。あの人を守ってあげたいと思った。だとしたら…。
    あたしだって、後悔は、絶対したくない。楽な道をいきたいのは確かだけどーでも、それ以上に、後悔をしたくない。
    「あゆみ!!」
    電話口で絶叫している太一郎さんにウインク一つ。
    「大丈夫。あたし、ぜえったい、死んだりしない」
    目を閉じる。いつかのー火星の夜景を背に微笑んだレイディを思い出して。そうよ。
    「誰が…誰が、従容として運命に従ってやるもんですか」
    「あゆみ!!」
    叫ぶ太一郎さんの顔、ちょっと眺めて。あたしは、電話を、切った

  • 完全版

    嬉しい書き下ろしは「中谷広明の決意」

  • "あたし……レイディ、好きよ。本当に……好きよ。あの人を守ってあげたいと思った。だとしたら……。
    あたしだって、後悔は、絶対したくない。楽な道をいきたいのは確かだけどーーでも、それ以上に、後悔をしたくない。
    「あゆみ!!」
    電話口で絶叫している太一郎さんにウインク一つ。
    「大丈夫。あたし、ぜえったい、死んだりしない」
    目を閉じる。いつかのーー火星の夜景を背に微笑んだレイディを思い出して。そうよ。
    「誰が……誰が、従容として運命に従ってやるもんですか」
    「あゆみ!!」
    叫ぶ太一郎さんの顔、ちょっと眺めて。あたしは、電話を、切った。"[p.150]

  • この本はタイトルは鮮烈に憶えていました。発音としては正しいんだけど、文章で「レイディ」と書いている例はあまりないですよね。
    このお話は事件の大きさと隠蔽工作の徹底ぶりが印象的ですが、その割に現れる殺し屋がいまいち間抜けなところにちぐはぐ感があります。まぁ完璧な殺し屋が出てくるとあゆみちゃんが活躍てきないってものありますが。
    これはレイディの話ですけど、あゆきちゃん暴走編でもありますね。

  • コバルト文庫(オリジナル)の「星へ行く船」シリーズのリメイク版。
    作者自身が内容を見直し、オリジナルを違和感ないように修正をし、さらにスピンオフ小説も新たに加筆。
    ただ残念なのは、オリジナルにあった挿絵がこのリメイク版では、なくなっています。

全19件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

新井素子

一九六〇年東京生まれ。立教大学独文科卒業。高校時代に書いた『あたしの中の……』が第一回奇想天外SF新人賞佳作を受賞し、デビュー。八一年『グリーン・レクイエム』、八二年『ネプチューン』で連続して星雲賞を受賞、九九年『チグリスとユーフラテス』で日本SF大賞を受賞した。他の作品に、『……絶句』『もいちどあなたにあいたいな』『イン・ザ・ヘブン』『銀婚式物語』『未来へ……』など多数。

「2020年 『素子の碁 サルスベリがとまらない』 で使われていた紹介文から引用しています。」

新井素子の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
森見 登美彦
塩田 武士
宮下奈都
有効な右矢印 無効な右矢印

星へ行く船シリーズ2通りすがりのレイディを本棚に登録しているひと

ツイートする
×