もしも…あなたが外国人に「日本語を教える」としたら (クロスカルチャーライブラリー)

著者 :
  • スリーエーネットワーク
3.73
  • (10)
  • (17)
  • (19)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 166
レビュー : 13
  • Amazon.co.jp ・本 (277ページ)
  • / ISBN・EAN: 0004883193071

作品紹介・あらすじ

来日したばかりのカナダ人女性に突然スーパーで話しかけられ、親切にしてあげた主婦の平野さん。そんなちょっとした親切心からよくわからないうちに日本語まで教える約束をしてしまった…。義理堅い性格の持ち主の今井さんは定年を迎えたばかり。シルバーボランティアで日本語を教えている友人の突然の頼みを断りきれず、1日だけ代役を務めることになったが…。オーストラリアで短期留学を始めたばかりの河田さん。初のパーティを楽しんでいたら突然、女の子から「日本語を教えて」と頼まれてしまった。「NO」と言えず、とりあえずスマイル。どうやら引き受けてしまったようだ…。さて、この「いきなり先生」になってしまった3人。どう乗り切ったらいいのだろうか。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 第1章 「いきなり先生」二日間の準備
    第2章 「いきなり先生」授業の実況中継
    第3章 教え方の枠組み
    第4章 扉の向こうへ

  • 日本語を教えることになった際にやるべきこと、やる必要のないことが分かりやすく書かれている。
    初回の授業の様子を3人の日本人を例に紹介。授業のやり取りがリアルで続きが読みたい。

  • めっちゃ示唆ある 多分これ読んだらS確

  • 夢中になりました。

  • 日本語教師になりたいとかという訳ではなく、突然そうならざるを得なかったモデルケースを交えながら紹介する、ある意味での「入門書」かと。

    Kindleのサンプル読んだだけですが…(何

  • 興味があったので少し読みました。本格的に教えるときに、じっくり勉強したい本。私には、読み終えるのも無理でした。

  •  ある日突然、指導教員から「来週から新しい留学生が来るんだけど、ちょっと日本語を教えてくれないか?」と頼まれたら、あなたはどうしますか?「そうだな。まぁ最初はこんにちは。次はありがとう。それから…ふうん」そうなんです。日頃何気なく使っている日本語でもいざどう教えたら良いかになると、なかなか難しいものがあります。本書の著者はそんな「日本語を教える」ことを「贈り物をする」ことに例えています。そして、せっかく「贈り物をする」なら少し工夫をして、より良い形で届けたほうがいいのではないか?と言っています。
     本書はお金をもらって正式に日本語を教える専門家、いわゆる「日本語教師」向けの本ではありません。思い掛けないことに留学生にマンツーマンで日本語を教えることになったなど、突然日本語を教えないといけない状況になった人や日本語教育ってどんなもの?と少し日本語教育の世界を覗いてみたい素人のための1冊です。だからこそ、本書のアドバイスは100均での教材購入をするハードウェア的なことから、何を教えるかのコースデザインに当たるソフトウェアな面まで多岐に渡っており、非常に身近な言葉で説明されています。本書を通じて日本語を教えるという未知なる世界を疑似体験してみるのはいかがでしょうか?
    (ラーニング・アドバイザー/人社 KIM)

    ▼筑波大学附属図書館の所蔵情報はこちら
    http://www.tulips.tsukuba.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=1208360

  • 外国人に日本語を教えることは贈り物をすることだ、との著者の考えに賛同。

  • もしあなたが、突然外国人に日本語を教へる必要にせまられたら...?
    本書の前半は、かういふ場面に遭遇した3人のケースをそれぞれシミュレーションします。
    主婦の平野さん、会社員の今井さん、大学生の河田さんの3人ですが、それぞれに工夫して、悪戦苦闘しながら自家製の授業をすすめていきます。すこぶるリアル。
    平野さんと今井さんは何とか学習者の興味を惹かせてゐるけれど、河田さんは完全に失敗してしまひます。
    失敗の原因はいろいろとありさうですが、その一つに成人学習者を子供扱ひする、といふ指摘があります。これは私も思ひ当るのであります。(私も個人的に日本語を教へたりする。)
    外国人の、特に女性が舌足らずの片言日本語を話す様子は、まるで子供のやうに可愛いので、油断して当方も子供言葉になることがあります。これはいかん。ぐさりと来ました。

    後半は理論篇でせうか。三大教授法なんてものを紹介してゐます。もつとも著者の荒川洋平氏が命名したもののやうですが。本書は言はば入門篇なので、サラリと触れてゐますが、まことに興味深いものがあります。
    別段日本語を教へる機会がない人でも、語学に関心があるなら必読の書と申せませう。
    一気に読めますよ。

    http://genjigawakusin.blog10.fc2.com/blog-entry-38.html

  • 教科書の第1課には、日本人の私にとって超簡単なことが書かれていると思ったが、日本語学的視点から見ると、そこには非常にたくさんの文法項目が含まれているということが分かった。

    また、よく中学や高校で、"This is a pen"など役に立たない例文ばかり言わされて英語嫌いになった人がいるが、それらの文系積み上げ型の教科書は、さまざまな試行錯誤が練られ、学習者が覚えやすいようにしているんだということが分かった。

    最後の「扉の向こうへ」は、これから教師として歩む私にとって、勇気づけられた章だった。

全13件中 1 - 10件を表示

荒川洋平の作品

もしも…あなたが外国人に「日本語を教える」としたら (クロスカルチャーライブラリー)を本棚に登録しているひと

ツイートする
×