哀愁の町に霧が降るのだ

著者 :
  • 三五館
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本棚登録 : 127
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (845ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784883200214

感想・レビュー・書評

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  • 何も考えずに ダラダラ、サクサク 読める本。読んでも 何の効果も期待できないが、そういう読書も たまには いいか と思える本

    筆に随って書いている感じがする。まさに随筆的な自伝だが、太宰治の再来とは思えなかった

  • 著者曰く、他伝的小説。20歳前後の青春時代を著者と過ごした仲間たちとの日常。過去と現代の話がごちゃまぜに語られる。

    いいなと思ったのは、当時一緒に共同生活を送っていたメンバーがそっくり10数年後の現代の話にも出てきて、著者の周りをうろちょろとしているところ。

    自分の大学時代を振り返ってしまった。十数年たった後でもこの物語に出てくるような頻繁に顔合わせて、ビールでも飲みながらバカ話ができる友達がいるといいなぁ。

  • 克美荘との別れがとてもあっさりしていた。そして最後に「仕事があるからな」と言った椎名誠。哀愁。

  • 感動しました!あまり本は読まないのですが、これは勧められてなんとなく読み始めた一冊。あまりの面白さに、読み終えてしまうのが物凄くもったいなかったです!波乱万丈な椎名誠の体験や一癖も二癖もある仲間達。読み終えるまでまったく飽きませんでした。
    読書というものの楽しさを教えてくれた一冊です。

  • 多分椎名誠の中で一番好きかも知れない。いい暮らししてますな。と。

  • 青春とその終わり。人はいつまで青春でいられるのか、青春はいつ終るのか。それを決めるのは心か、それとも現実か。面白おかしくも時にしんみり、青春群像劇。僕が今の仕事をするようになる上で、大きな影響を与えてくれた本。

  • 逃げきりたいもんだ。なかなかそうはいかないんだろうけれども。
    ってか高校の図書館のラベルが付いているのは何で?上中下、揃いも揃って付いてるけど、なんで?

  • 僕にとってバイブルでした。

  • 哀愁の町に霧が降るのだ<上>のみ持っている。

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著者プロフィール

1944年生まれ。作家。1988年「犬の系譜」で吉川英治文学新人賞、1990年「アド・バード」で日本SF大賞を受賞。著書に「ごんごんと風にころがる雲をみた。」「新宿遊牧民」「屋上の黄色いテント」「わしらは怪しい雑魚釣り隊」シリーズ、「そらをみてますないてます」「国境越え」など多数。また写真集に「ONCE UPON A TIME」、映画監督作品に「白い馬」などがある。

「2012年 『水の上で火が踊る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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