- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784883204359
感想・レビュー・書評
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この本の著者、一条さんというのは非常にたくさんの
本を読んでいるようだ。物識りである。
一種の雑学本とも言えるが、著者の本当に言いたいこと
というのは最後の章でまとめられている。
それと、カバーデザインもしゃれていて、個人的には
好みである。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
フォトリーディング。長い事積読にしていた。結構面白そう。ただちょっと底が浅いかも。内容は、世に出回るあらゆる法則について著者が調べた感想を述べたもの。多くを扱っているゆえに一つ一つが浅くなるのは仕方がないが、私の知らない本についてなども載っているので期待できそう。
高速リーディング。とても多くの事を扱っていて著者の発想&連想の流れもスムーズに展開する。しかしそこが浅く、「もっと知りたいのに」と思っているのに次々と話題が流れて行ってしまう感じ。多くの事をダイジェスト版で紹介する「法則関連事のパンフレット」のような本。
読了。前半は精神世界や物理などの法則を扱い、後半からニューソートなどの話しも出てきて興味深かった。しかし私でも知っている仏教の話しを間違えていたり多少浅薄な感じも受けた。また話題が豊富だがコロコロとその方向が変わるのでなおさら底の浅さを感じて未消化の論理展開を感じた。特に後半以降からキリスト教についてのしたり顔的論理展開が鼻につき、最後はトマスの福音書を持ちだして色々と論じた挙句に「これは偽書とされている」などとようやく付け加え、聖典であるマルコの引用とトマスの引用を比べて、あたかもトマスにも正確な記述があるとでも言いたげな理論展開をしたので、不覚にも腹までたってしまった。
恐らくこれは著者の知識偏重というある種の偶像崇拝の生み出した霊的な結果だと思う。すべて神につながらないところからは滅びしか生み出さない事の好例。
星二つ。 -
成功は引き寄せられるか?
→自分を産んでくれた親に感謝することと、世のため人のために志を立てること -
法則本とうたっておりますが、どうやら流行の成功法則だけではなく
ビジネス法則から歴史や自然、宗教の教えまで多岐に渡り
たくさんの法則が紹介されています。
どういうわけか法則と呼ばれる言葉には
人を引き付ける効果があるような気がします。
なので、どの法則も興味深く読むことができます。
また読まれるとわかりますが、
歴史上の意外な人物や大富豪、有名経営者が
何らかの法則に人生の影響を受けているようです。
巷では多くの法則本が溢れており食傷気味になりやすいので
まずは、この本を読んで数ある法則の概要を知るのもいいかと思います。
そういった意味では、法則本を読む前の法則本といったところです。 -
宗教の「宗」の原義は「もとのもと」。
人間とその他の動物を分かつものは「理性」を持ち、「個」で行動すること。
動物は群れて行動し「種」のために命を張り、守る。「種」が存続すればそれでよし、ある意味単純。
人間は自ら複雑なことに突き進んで、その複雑さから逃れるがために、法則を求めた・・・・と。
みたいな感じだったかな。 -
『法則の法則』
このタイトルでまず混乱しちゃいそうですが、なかなか面白い本。
『○○○の法則』という本は巷に出ているんですが、それに対しての著者の考えなどを織り込みながら述べたもの。
『鏡の法則』『マーフィーの法則』『引き寄せの法則』『20対80の法則』などなど・・・まだまだこの本の中ではたくさん紹介されます♪
自分は様々な法則の成り立ちなどもなるほどなぁと思うところがあるのですが、後半で出てくる『引き寄せの法則』は『呪い』だという言葉にはとてもうなずけました!
極端な言葉を使っていると思うけれど、この『呪い』ということで案外外してもいないなぁと思うし、『引き寄せの法則』自体はプラスもマイナスもなくとも、だから幸せになれない人も実際に多いのだと違った視点をもらえとても為になりました♪
はやっているものが正しいとは限らないということに改めて気付かされた一冊です♪ -
一般の成功法則と違う点は、かなり高いところから、人間の作り上げた法則を眺めている点。著者の思い入れもあるだろうが、「法則」についでもういっぺん考えてみる必要がありそうだ、と思わせる本。
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色々な法則を紹介している本。我田引水的な感じもしたが、それゆえの良さもある。法則に興味がある人はとっかかりとして読んでみたらいいと思う。