二十歳からの20年間―“オウムの青春”という魔境を超えて

著者 :
  • 三五館
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本棚登録 : 23
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784883204939

感想・レビュー・書評

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  • 冒頭、脱会して今度は「ひかりの輪」。ですか。。。。

    読む気が失せてしまった。流し読みの後、最後は挫折。
    「ひかりの輪」が何を目指しているのか分からないが、脱会した意味はあるのだろうか。

  • 元オウム真理教の信者が自身の半生を総括した本。

    他のオウム関連の本と比べると、なんというか胸に迫ってくるものがある本でした。特に入信の過程。著者が出まかせを言っているようには思えませんし、これだけ過敏な性質を持って生まれてしまうと、この世の中は本当に生きづらいのだと思います。

    しかしオウムの過酷な修行を耐え抜いた著者は「ただの弱い人間」ではなかった。ある意味ではそれが災いしたのではないでしょうか。一日十九時間の極限修行とか、「観念崩壊セミナー」とか、自分だったら間違いなく逃げ出します。

    特定の宗教を信じていなくても、人間は結局のところ、超越的な何かを求めなければ生きていけないのではないかと思います。そういう欲求を適当に昇華して生きていけるひともいれば、どうしようもなくこじらせるひともいる。そういうものなのだと。

    (2015/07/17)

  • 20年近くオウムにいた人の手記。現在ひかりの輪に所属。

    本来の仏教の教えでは自我執着、エゴを滅することが説かれ、その実践により謙虚な人格が育っていくのにオウムの場合は自我執着や自己存在意義へのとらわれは増し、傲慢で自己中心的な人格が増大しているという、本来の仏教とはまったく逆の結果になっているということに気づいた。

    同じ信仰を持つ人に対しては、大変やさしくいい人なのに、同じ信仰でないと思った人に対しては、自分たちが信じる真理の名のもとに、豹変し、非常に苛烈な行動に出るという性質に気づかされた。まさにそれこそが、社会からみれば、まさしく自分が実践してきたオウムそのものなのではないかと感じ、オウム事件の原因はこういうことだったのかと愕然とした。

  • まだ途中までしか読んでないけどカチッ・サーってやっぱキツイなって思う。

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