お月さまってどんなあじ

  • らんか社
4.01
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本棚登録 : 1199
感想 : 125
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  • Amazon.co.jp ・本 (26ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784883301065

感想・レビュー・書評

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  • 表紙が可愛くて前から気になっていた本。
    お月さまがまた何とも言えず美味しそう。
    子供も一度読んで大好きになり、お月さまが逃げるシーンを真似したり、何味がした?と聞き合ったり。思い出深い一冊になりました。

  • 月の美しい季節に読んであげたい一冊。
    表紙のお月様からして、手に取ってみたいような質感にあふれている。
    お月さまの味がどんななのか、知りたくて知りたくて、カメが山に登り、
    届かないのでゾウの背中に乗り、それでも届かないのでゾウの上にキリンが乗り・・
    と、お定まりの繰り返しがとても楽しく、乗っていく動物たちの絵も面白い。
    次に呼ばれた動物が、必ず隣のページの下の方に登場しているので、
    「よびました」と読んでから指さすと楽しいだろう。
    更に面白いのは、擬人化されたお月さまが、動物たちからひょいっと逃げるのである。
    最後はとうとうネズミにかじられるのだが、そこの描写が素敵なのだ。
    「お月さまのかけらは、みんながそれぞれ、いちばんすきなもののあじがしました」
    憧れていた側の気持ちを、代弁するような書き方がいいなぁ。
    ラストの一ページのオチも洒落ている。
    大人が読んでも面白い。年中さんから、約5分。

  • 色んな動物達が協力して、お月様ってどんな味がするのか、かじって確かめてみよう!というお話。
    最後、ちょっと油断しちゃうお月様が、なんとも可愛らしくて好き。

  • 絵も話もすごく可愛くてとてもよかった。
    二歳の息子もかなりの食い付き。読み終わったあとも、絵本のお月さまをとろうとしてベッドの上でぴょんぴょん跳ね回り。
    どんな味と思うかきいてみると、「アイスクリームの味!」と言っていて、ほのぼのしました。

  • 2歳7ヶ月時、義父に買ってもらったもの。
    次はどの動物が来るかなー?と楽しみながら読んでいた。
    お月さまってどんな味?と聞いてみたら、「あまーいの!」と即答。
    知ってるのか(笑

  • 中古購入
    海外の絵本

    厚めの和紙のような素材の貼り絵?
    とても優しそうな
    穏やかな雰囲気の青い月
    海外の絵が苦手な方も
    抵抗なく読めるはず

    『お月さまってどんなあじ?』って
    なんて好奇心をくすぐられるタイトルなの!
    味なんて考えたこともなかった
    幼少期の私は
    細くなった月を見ては
    爪みたいだな
    と夢のないことを思っていた
    そんなどうしようもない私だが
    味があるならめちゃくちゃ知りたい!!
    そして子どもたちにドヤ顔で教えてやりたい(笑)!!
    そんなどうしようもない気持ちもあったけど
    童心に返って心をときめかせ
    ゆっくりと読み進めていった

    今度は下の子といっしょに
    上の子も横にいたので
    声だけ聞いててもらうことにして
    読む前に

    さて お月さまってどんな味かな?

    ちーずのあじだとおもう

    チーズの味かな!

    …みなさん この絵本を読む前に
    『リスとお月さま』を読んではいけないことがわかりました(笑)
    (気になる方は読んでみてください)

    読んでみるとこのお月さま
    かわいい顔をしているが
    ちょっといじわる
    でもかわいいから許せちゃうんだけどね
    動物たちがお月さまに近づくため
    仲間を次々に呼ぶところで
    下の子が先を予想し始める
    たぶんカメさんの甲羅が最後に割れるとか
    あの動物なら届くんじゃないかとか
    こちらから聞かないでも
    思ってることを言ってくる回数が
    ぐっと増えた気がする
    今回は上の子もいっしょなのが
    良かったんだろう
    ひとりより ふたりがいいさ
    ふたりより さんにんがいい
    (太陽戦隊サンバルカン)

    なんかすみません
    昔やってたブログみたいに
    ふざけた内容になってしまいました
    <(_ _)>

    このお話は
    最後にさらにオチが用意されていて
    大人も大満足できるのでは
    凄くよくできたお話

    最後に再び
    お月さまの味を聞いてみる
    下の子 リンゴ味
    上の子 オムライス味
    私 チーズ味

  • まさかの食感。

    満月を口の中に放り込んで飴玉みたいに舌で転がしてみたいな、と子どもの頃から思っていたので、「パリッ!」にひっくり返りそうなくらいびっくりしました。

    月の味を知りたい動物たちが、ブレーメンの音楽隊よろしく力を合わせてお月様に挑むお話。

    動物大好きな2歳娘、大興奮でページをめくっていました(お月様を知っているかどうかは不明)。
    目的を達成した動物たちがすぐに解散せず、その夜はみんな一緒に寝るっていうのが優しいなあと思いました。

    月の運行や満ち欠けがこんなお話になるなんて素敵!

  • 空を見て歩きながら「お月さまが近づいてくるね」とよく言っている3歳児には、お月さまに届きそうで届かない話の流れがリアリティあるようで楽しく聞いてくれました。また、どんな味か想像するのもワクワクするようです。

  • お月さまってどんなあじがするのかな。疑問におもった動物たちが、カメの上にゾウ、その上にキリンをのせて月に届こうとしますが、それをゲームだと思った月はそのたびに逃げてしまいます。最後にてっぺんにのったネズミは…。お月さまのあじ、想像するだけで胸がワクワクします。2.3歳から

  • 確かにお月さまってきいろくてふんわりして見えて美味しそうですよね。卵を使ったお菓子で、月をモチーフにしたものがあるくらいですし。
    「あんなちびじゃ、むりだな」と余裕の笑みを浮かべるお月さまのキャラクターが好きです。表紙では笑顔なのに、裏表紙では三日月になってぶすっとしているのを見るとにやにやしてしまいます。

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