- Amazon.co.jp ・本 (26ページ)
- / ISBN・EAN: 9784883301256
感想・レビュー・書評
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ポーランドの絵本
きらい!と言った部分に何度も助けられて、面白い!と思ってしまって…
最後の汚い毛!って言われて(洗えばいいのかな…)って洗いに行こうとしたら「すき!」ってなるの…つ、ツンデレだな……詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
一見、人と違う変な特徴で気に入らないかもしれないけど、そこが美点に見えてくる。
そんなステキな絵本でした。 -
小さい生き物が大きい白い生き物に「好き?嫌い?どっち?」と聞かれ、大きな生き物は他の生き物のところに歩いて行く。
他の生き物はよくて、その小さい生き物が悪い部分ばなりあげる大きい生き物。
体が小さいとか、歩くのが遅いとか、歯がない、とか。
やっぱり、自分は嫌われているんだ、と小さい生き物が諦めかけたとき、やっぱり君が好き、と大きい生き物が小さい生き物を抱きしめ、2匹は抱き合うのだった。
相手の嫌いな部分があってもやっぱり好き。
出て来る生き物がちょっと変わった生物。
大きいのは白いねずみのような、そうでないような。
小さいのは虫のような生き物で何だかよく分らない。
絵が怖いと思う人もいそう。 -
これもジャケ買い。小さな存在への愛を暖かな絵と、最小限の言葉で語る絵本。小さな子はもちろん、思春期の子にも読んでもらいたいかも。
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う〜ん。いつもけなしてるのに、去りそうになると「すき」って。普段から素直になりたいものよね。
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2008/7/3かずちゃん
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個人的に大好きで、手元においておきたい1冊です。
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何とも言えない雰囲気の動物二匹、でかいのとちびちゃんが描かれている、デカとチビの気持ちのやりとりが、言葉少なによく伝わってくる絵本です。
デカがチビに「すき」と気持ちを伝えます。でもチビは「きらい」と返します。そしてチビは、デカのきらいなところをいくつもいいます。それでもデカは「すき」を伝えつづけているのです。でもあまりにも「きらい」がつづくので、しょんぼりしてあっちに行こうとしたら、チビはやっと本当の気持ち「すき」を伝えられたのです。
「お母さんなんかきらい!」と言うけど、本当は「お母さんだいすき!」。きらいと安心して言えるほど、お母さんは信頼してもらえている。チビも安心してデカに甘えてる。チビのきらいの言葉の後には、だいすきがいっぱいなのが伝わってきます。きらいが並ぶのに、なんだかあったかい気持ちが残る絵本です。