すき

  • らんか社
3.68
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本棚登録 : 71
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (26ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784883301256

感想・レビュー・書評

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  • ポーランドの絵本
    きらい!と言った部分に何度も助けられて、面白い!と思ってしまって…
    最後の汚い毛!って言われて(洗えばいいのかな…)って洗いに行こうとしたら「すき!」ってなるの…つ、ツンデレだな……

  • 一言でいうとツンデレ

    嫌いといいながらもその嫌いな特徴に助けられる
    ちびさん

    最後の「きたない毛」だけは洗えばどうにでも
    なるなぁ。洗いに行った?と思ったら
    ちびさんが「すき!」って。

    絵は分かりやすいけど、子どもに読み聞かせるには
    向かないと思います。
    嫌いな特徴の次のページは文字なし、絵で答えが
    分かるようになっているので、大人数には難しい。

    一人でふふふと読む感じ。

  • 一見、人と違う変な特徴で気に入らないかもしれないけど、そこが美点に見えてくる。

    そんなステキな絵本でした。

  • これは一体なんていう生物なんだろうというイラストがとても印象的です。

  • 小さい生き物が大きい白い生き物に「好き?嫌い?どっち?」と聞かれ、大きな生き物は他の生き物のところに歩いて行く。
    他の生き物はよくて、その小さい生き物が悪い部分ばなりあげる大きい生き物。
    体が小さいとか、歩くのが遅いとか、歯がない、とか。
    やっぱり、自分は嫌われているんだ、と小さい生き物が諦めかけたとき、やっぱり君が好き、と大きい生き物が小さい生き物を抱きしめ、2匹は抱き合うのだった。

    相手の嫌いな部分があってもやっぱり好き。

    出て来る生き物がちょっと変わった生物。
    大きいのは白いねずみのような、そうでないような。
    小さいのは虫のような生き物で何だかよく分らない。
    絵が怖いと思う人もいそう。

  • これもジャケ買い。小さな存在への愛を暖かな絵と、最小限の言葉で語る絵本。小さな子はもちろん、思春期の子にも読んでもらいたいかも。

  • う〜ん。いつもけなしてるのに、去りそうになると「すき」って。普段から素直になりたいものよね。

  • 2008/7/3かずちゃん

  • 個人的に大好きで、手元においておきたい1冊です。

  •  何とも言えない雰囲気の動物二匹、でかいのとちびちゃんが描かれている、デカとチビの気持ちのやりとりが、言葉少なによく伝わってくる絵本です。

     デカがチビに「すき」と気持ちを伝えます。でもチビは「きらい」と返します。そしてチビは、デカのきらいなところをいくつもいいます。それでもデカは「すき」を伝えつづけているのです。でもあまりにも「きらい」がつづくので、しょんぼりしてあっちに行こうとしたら、チビはやっと本当の気持ち「すき」を伝えられたのです。

     「お母さんなんかきらい!」と言うけど、本当は「お母さんだいすき!」。きらいと安心して言えるほど、お母さんは信頼してもらえている。チビも安心してデカに甘えてる。チビのきらいの言葉の後には、だいすきがいっぱいなのが伝わってきます。きらいが並ぶのに、なんだかあったかい気持ちが残る絵本です。

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