- Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
- / ISBN・EAN: 9784883301331
感想・レビュー・書評
-
まわりの目が気になってくる年ごろに読んでほしい作品。みんなに変だと思われたくなくって、自分の気持ちをかくすうちに、自分自身を失ってしまう恐怖。好きなものは好き、自分の想いや考えを素直にいえるといいなと考えさせられる。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
カミラはある日突然シマシマになっちゃった
学校を休んで、お医者さんを呼んだけど
体調は悪くないから明日からは学校に行けますよって
ところが学校に行ったらもっと大変なことに。
国歌を歌えばカミラは星条旗柄に!
友だちが「水玉」「チェック」といえばその模様に
学校からはお休みしてくれって言われて、色々な人が治療にきたけれど、どんどん状況は悪くなる。
そんな中やってきたおばあさん
おばあさんが差し出したものは・・・
読み聞かせ時間は11分ちょっとです。
自分らしくいようって本かな -
主人公は女の子だが、絵の面白さとインパクトの強さで、男子もじゅうぶん楽しめる。
内容はなかなか深く、長さからいっても高学年向けかもしれない。
他人の目ばかりが気になる年頃。
他人にどう思われているのかが、気になってしかたがないのが思春期というもの。
自分が何が好きで何をしたいかは、もう二の次三の次。
そんな女の子の身体に、ある日突然ストライプが出現する。
しかも、他人の発言で次々と色や模様を変えて行くのだ。
大人なら何が言いたいのかすぐ分かるけれど、子供なら話の行方に目が離せないだろう。
自分以外のひと全員に気に入ってもらうなんて、出来はしないのだ。
しかも、ひとの発言などコロコロ変わる。ちょうど自分の心のようにね。
だから、自分の心に従ってしまえば、それが一番幸せで楽しくなるのだ。
ラストはちゃんと、ストライプが綺麗に消えた女の子が現れる。
色彩の大胆さがアメリカ的だが、子供は何の抵抗もないだろう。
ただ10分以上かかるので、体力がいるかもです。 -
新学期の朝。着ていく服がなかなか決まらなくて、イライラする 女の子のカミラ。
なぜって、カミラはいつも、『まわりのみんなが、自分のことをどう思うか』ってことが気になって仕方がないからなんです。
自分の好きなものを「好き!」と、いえないカミラに、突然、とんでもないことがおこります。 -
新学期の朝。着ていく服がなかなかなかなか決まらなくてはイライラする 女の子のカミラ。
なぜって、カミラはいつも、『まわりのみんなが、自分のことをどう思うか』ってことが気になって仕方がないからなんです。
自分の好きなものを「好き!」と、言えないカミラに、突然、とんでもないことが起こります。 -
12分。高学年から。人の目が気になる頃に。
-
リマ豆を食べたいのに、みんなに変って言われるから、がまんしたら、しまもよう病になっちゃったカミラのお話。しまもよう病にかかると、見たものや人に言われたものに姿が変わっちゃう。
ぼくは、自由だからしまもよう病には、かかりそうにない。ぼくも、みんなが変だっていうものはやらないようにしちゃうし、みんながやってるのはやりたくなっちゃう。でも、本当にやりたいっていうのはちゃんとやってる。
カミラを治してくれたおばあさんの正体が気になる。
絵は、西洋画っぽくて、表情がおもしろい。(小6) -
「カミラ・クリームは、リマ豆が大好きです。でも、ぜったいに食べようとしません。学校のみんなが、リマ豆をきらいだったからです。カミラは、みんなと同じでいたいと思いました。カミラはいつも、ほかの人の目ばかりきにしていました。」
新学期の一日目、42着の服を次々と着替え、みんなが自分をどう思うかを悩んでいたカミラは、鏡を見てびっくり。カミラの身体が、頭のてっぺんからつま先まで、カラフルな六色の横じまになってしまっていたのです。
救ってくれたのは、おばあちゃん。 -
息子8歳3か月
息子が喜びそうな本を図書館から借りてきて読み聞かせ…最近は息子が一人で読みます。作品によってはボリュームたっぷりでも読む。母はサミシイ。
〈親〉
絵が好き
内容が好き ◯
〈子〉
読んだ◯
何度も読む(お気に入り) ◯
その他
絵のインパクトが大きい。 -
自分の好きなことを押し殺して、『みんなと同じでいたい』という気持ちを大事にする主人公に災難がふりかかる。
勇気をふりしぼり、一歩踏み出すことで見える景色が変わる。
そんなことを伝えようとする絵本ですかね?