MEDIA MAKERS―社会が動く「影響力」の正体

著者 :
  • 宣伝会議
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本棚登録 : 1080
レビュー : 111
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784883352708

作品紹介・あらすじ

メディアが毎日の隅々までを浸す「メディア爆発時代」。ビジネスの成否や、人生の質をも左右する、「メディア・リテラシー」の身に付け方とは?7000万ユーザーの「LINE」、5億PVの「livedoorニュース」、60万部の「R25」など数々のメディア・ビジネスを経験した著者が、その魔力を解き明かす。

感想・レビュー・書評

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  • メディア論 全体として大きな驚きがあったわけではないがよくまとまってて理解しやすくまとまっていた
    その一方で結構汎用性の高そうな内容もちらほら

    3種の軸については特に知らなかったことで意識してみてみよ
    予言の自己実現性については金融と通づるというのはその通りで短期と長期の利益が相反するということかねえ

  • 著者は、リクルートの「R25」の立ち上げに加わり、その後ライブドア、コンデナスト、NHNとおもにデジタルメディアに関わった。ソーシャルメディアでも大きな影響力を持っている。最後に出てくる「個人メディア」含めて様々なメディアに関わってきたその経験を元にこれからのメディアについて考えをまとめている。

    印象的な主張は3つ。メディアの自己実現性、メディアの分類、個人メディアの出現。

    メディアの持つ「自己実現性」への影響力については、いわゆる今のマスコミがどこまで自覚的であるのかはいつも気にかかっていた。「メディアには、そこでなされた予言自体を自己実現させてしまう傾向があり、この「予言の自己実現能力」こそが、メディアへの畏怖の念と、影響力の源泉でもありました」
    選挙結果に報道が影響することについては、最近は明に意識しているところである。

    またメディアを3つの軸で整理をし、どれが一番大事というのではなく、その軸を意識してバランスすることが大切と説くあたりは上手い整理だと思う。その3つの軸とは次の通り。

    ・フロー⇔ストック
    ・参加性⇔権威性
    ・リニア⇔ノンリニア

    デジタル化は、第一の軸ではフローもストックも強化する方向に貢献し、他の2軸はそれぞれ参加性とノンリニアをこれまでと違った形で実現することができるツールとして位置付ける。
    単純に、アナログからデジタルへの移行といってもその影響や個々人の関わり方について判断できないという意味で正しい見かただと思う。自分はメディア人(発信者)ではないけれども受け手としても参考になる。

    ブログやSNSでその主張を聞いていることもあり、すっと腹に落ちる内容で読みやすい。

  • ネットでオススメされていて。
    メディアの影響力に関する話しで、言われたらすんなり納得出来るような話しだと思います。米軍の機関誌からNumberまで幅が広いですが、読みやすい内容でした。
    メディアの影響力や、メディアってどんなものかを漠然とでも捕らえるにはちょうど本だと思います。

  • 著者独自の現代メデイア論が繰り広げりてる。
    いろんなメデイアを渡り歩いて来たからこそ、わかる内容だと思う。
    同じメデイアで仕事し続けてる人にはインパクトあるんじゃないかな。

  • 旧来の紙媒体のものからウェブの世界までの「メディア」について知るための教科書的な本。
    著者は、今後のメディアの主役は「個人」になると予想していますが、失敗したときに社会的抹殺されるリスクを負うことも説明しています。
    それをふまえて、読者にどうするか考えることをすすめています。

    メディアコンテンツを分類する3つの軸
    「ストック」と「フロー」
    「参加性」と「権威性」
    「リニア」と「ノンリニア」

    メディアの本質的な存在理由は、情報の縮減機能をもたらす「信頼」と、それが生み出す受け手への「影響力」にこそあります。「星の王子さま」風に言うならば、「大切なものは目に見えない」のです。

  • ・メディアは対象への信頼が鍵。どちらも受け手を必要として受け手は王様である。
    ・メディアとファイナンスは相似している。ハッタリと実力の区別がつき難い。<b>予言が自己実現する。</b>
    ・メディアは観察者。時として取材対象とは共犯関係になる。
    ・<b>キャッシュをどうやってあつめるかの時代からタレントとアテンションをどうやって集めるかの時代へ。</b>
    ・Flow型(Twitter、鮮度が命)の情報とStock型(書籍、価値重視、百年後も残るか)の情報。
    ・Stock型はSEOを意識する事が肝要で鉄則。
    ・参加性と権威性。タベログとミシュラン。

  • ブログという個人発信のメディアに意識が向いているので、その基礎作り的な意味合いで読んでみました。
    メディアに対する現代の位置づけや捉え方が整理して解説されていて、勉強になりました。

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  • うーん、ちょっと中途半端な感じの本・・・・

    [more]<blockquote>P16 下世話な言い方をすれば、メディアやファイナンスという業界は、実力とハッタリの区別に線を引くことが極めて難しい世界なのです。

    P98 コンテンツにはリニアなもの(頭から最後まで見てもらうことを想定したもの)とノンリニアなもの(順不同で断片的に見てもらうことを想定したもの)がある

    P148 「編集権の独立」とは、「ジャーナリスト様」「カリスマ編集者様」がビジネスを統括する管理者に向かって「オレらのやることに口を出すな」と自分たちの既得権や組織を守り、居直るための『盾』ではないということです。あくまでも「読者やユーザーの利益のためにメディアの影響力が行使されること」を確保するためのルールであるべきです。

    P162 配信技術や閲覧デバイスの環境はコンテンツに対し、無色透明なパイプでは決してありえません。環境(アーキテクチャ)の変化がユーザーに対しどのようなベクトルを無言かつ暗黙のうちに与えるのかについての洞察、このことは今後のメディア編集者にとって決定的に重要なスキルの一つであると私は確信しています。</blockquote>

  • メディアとは何か。を考えさせてもらえる本。
    広告マネタイズの本質的な部分が描かれている。

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