僕たちはこれから何をつくっていくのだろう

著者 :
  • 宣伝会議
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本棚登録 : 184
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784883352791

作品紹介・あらすじ

広告会社から「完全なるインディペンデント」を掲げて独立し、すべての仕事において「本当のこと」を伝えようと闘い続けるクリエイティブディレクター・箭内道彦。連載当時、愛ある激しさで業界に波紋を投じた広告専門誌『宣伝会議』の人気コラム「箭内道彦の広告ど真ん中」が待望の書籍化。

感想・レビュー・書評

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  • クリエイティブの力が今の世の中に対して出来ることは、もっとたくさんある。
    そう思わせてくれる本だった。
    どんなかたちであれ、自分も異なる意見をつなぐ役割でありたい。

    つまづきそうなとき、また読み返したい本。

  • ポップでキッチュだったヤナイさんのシンプルな思想論。
    なんかラノベのタイトルみたい。

  • すごい本。
    尊敬する広告クリエイターのひとり箭内道彦さんの著書。
    多分若いときの箭内さんは今よりもっとギラギラしてて、尖っていたんだろうなって思う。
    でも、今はギラギラは残しつつ尖った部分が丸くなったんだ。
    色んなことと戦いながら、すり減らしたから、辛いことを知っているからこそ、今は丸みの中に温かさが残った。

    すごいあったかい本。

  • 仕事に対して、こんな気持ちで取り組めてないし、取り組める未来が見えない

  • 嘘を上手に吐くより、本当のことが起こる場を用意する
    自分の体で感じたことに正直に生きる

  • 福山さんとの対談で二人の人柄や考え方を少しは理解できた気がした。そうか、作り手ってそうよな、隙間を作品にしたいな。そんなことを思った。

  • 奥トレで交換してもらった一冊。著者の「広告」「伝えること」への情熱の詰まった一冊で、やっぱ仕事すんならこういう姿勢で取り組みたいし、そんな人と一緒に仕事したいと思わせてくれるいい本でした。著者の普段の仕事がよく伝わってきた。確か交換会の中でも「自分のやる気を出す一冊」として紹介されていたと思うけど、まさにそんな感じの一冊。

  • 風とロックの箭内さんの広告論。独自の目線の言葉の羅列が面白く、図書館で2回借りて読んだ。3回目は買おうと思う。
    「みんな明日が来るって思い過ぎなんだ」の言葉にはっとなる。

    読みながら、ドキドキしたり涙が出たり、とにかく揺さぶられる1冊でした。

  • 戦うヒントをイッパイ得られました。
    「広告ど真ん中」自分の行動指針のような本です。
    しばらくとなりにおいていつも読み返せるようにしたいと思います。

  • 風とロック、箭内道彦氏の宣伝会議のコラムをまとめた一冊。広告ど真ん中の著者が目指すコミュニケーションとアクションの試行錯誤が伝わります。メモ。(1)今、異なる意見の間にある問題をきちんと顕在化し、橋渡しする人が必要。(2)エマニュエル・レヴィナスという哲学者がいて、「100人が正しいと思っていたとしても、そうではない考えの人が現れた時に理解は出来ないけれど認めるというのが倫理だと言っているんですよね。自分と他者の関係の中で、理解しえぬ他者こそが自分にとっての希望だと。(3)現地に行ったり、人にあったり、そこで感じたことをまた伝えたりっていう『肉体性』が今必要とされてる。肉体性とは自分の体で感じたことに正直に生きる。

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著者プロフィール

(やない・みちひこ)
クリエイティブディレクター。
1964年生まれ。東京藝術大学美術学部デザイン科卒業。
博報堂を経て、2003年「風とロック」を設立。
数々の話題の広告キャンペーンを手がける。
主な仕事に、タワーレコード「NO MUSIC, NO LIFE.」、FUJIFILM「PHOTO IS」、資生堂「uno」お笑い芸人52人CM、東京メトロ「TOKYO HEART」など。
現在、業種やジャンルを超えて活躍中。
若者の熱狂的な支持を集めるフリーペーパー「月刊 風とロック」発行人。
NHK「トップランナー」MC、TOKYO FM ラジオ「風とロック」パーソナリティでもある。
著書に、『風とロック 箭内道彦と21世紀広告』(晶文社刊)、『風とCM』(誠文堂新光社刊)、『クリエイティブ合気道』(アスキー刊)、『サラリーマン合気道』(幻冬舎刊)、『871569』(講談社刊)などがある。

「2012年 『8715692』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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