- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784883353026
感想・レビュー・書評
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いまの30歳以下は、車をはじめ、「モノ」を欲しがらない世代と言われる。
まるであらゆる欲望を失った(あるいは最初から持ち合わせていない)かのように言われる彼らにだって、もちろん欲しいモノやしたいコトはある。“R30”である筆者が、「AKB48」「半沢直樹」「Twitter」「Mr.Children」などの項目別に、彼ら世代の欲望のありかを解説していく。
分析は1つ1つわかりやすく、腑に落ちるものだった。少し惜しいなと感じたのは、「R30だからこそのスイッチ」という視点がやや弱かったことかな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
共感できるとこもあったけど、
同じくらい、共感できないとこもあった。
ジャンルによって得意不得意があるようで、
そこの考察は甘いだろうって思うところも多い。
ジャニーズは謙虚だからこそ、売れてる。理由はすごい人と仕事をすることで、自分の小ささに気付けるからだ。
というけど、他のアイドルもそうじゃないのかな?理由としては薄いんじゃないか。やっぱり、ジャニーズ帝国ならではの教えに棄却するのでは?
若くて、敬わないタレント見ると、吐き気がする。 -
野ブタをプロデュース。の白岩さんの現代消費論。小説を書く人であり、少し広告をかじったりしている人の彼による、ヒット分析。よくも悪くも、ふーん、なるほどねぇ、という感じ。考える種として。
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SNSの章は共感できたけど、あとはまあ、ふーんって感じでした。作者と同年代だから共感も反発もしやすいのかも。R30世代のことがよくわからないという年配の方が読むと面白いかもしれません。