CMを科学する ―「視聴質」で知るCMの本当の効果とデジタルの組み合わせ方― (宣伝会議 実践と応用シリーズ)

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  • 宣伝会議
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  • Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784883353644

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  • テレビ業界の基礎として

  • 社会情勢、テクノロジーの進化等から、現状のメディアへの接触の仕方が変化してきている状況を踏まえながら、唯一のマスメディアであるTVCMの今後の活用、方向性を指し示した本。”
    視聴質”に着目し、オンライン広告との棲み分けを整理し、一気通貫でのマーケティングを実現する
    これだけデジタル化が進んでいながら、実はCMにはまだまだ科学する余地が多いと感じた

  • 貸し出し状況等、詳細情報の確認は下記URLへ
    http://libsrv02.iamas.ac.jp/jhkweb_JPN/service/open_search_ex.asp?ISBN=9784883353644

  • 定量的なデータをどうやってとるか、ネット(youtube)とどう連動するかについてをメインに読んだ。

  • テレビCMとウェブCMを対立構造ではなく、シームレスに統合する時代。
    そのために、どう考え、どうアプローチすればいいのか。ナイフを突き立てられたような厳しさを感じると同時に、希望も見える。
    勉強しなくては。そして、取り込んでいかなくては。

  • 今年になってから久しぶりに面白くて一気読みした本をブクログ本棚に。CMをただただ叩くのではなく、その現在の本質と立ち位置を見極めて整理して考えていきましょうというアプローチ。もちろんこの本だけですべてのクロスメディアプランニングは解決されないが、論理立ててfrom TV perspectiveで解説している組み立て方が面白い。例として、CMはだいたいスキップされてしまうよね→意味がないというのではなく、CMスキップ率はその番組やオーディエンスによって全く異なりまた筆者のいう「視聴質」を見ていかない限り、つまりユーザーが置かれている環境、オンライン広告では当たり前のuser-oriented思考と同等の尺度で測ることではじめてクロスメディアプランニングができるという、当たり前といえば当たり前の話を整理してCMの考え方を論理立てている。

  • CMを視聴率のみでなく最新のデータを使い、クリエイティブ的側面、メディア的側面から、インターネット、ソーシャル時代のCMのあり方を分析。日本のエージェンシーでここまでできているところは少ないと思うが、確かにこういう道に進むと思う。今、この本をクライアントの担当者が読んだら困るエージェンシーは多いかも。

  • デジタルメディアの発達に伴い、テレビCMの効果が若年層を中心に落ちる中、広告主及び代理店に求められる行動を提言した一冊。
    テレビCMはもう終わったと言うのではなく、下がった影響力を客観的なデータで捉えつつ、それを補うためのデジタルマーケティングのあり方を説明しています。日本には馴染みのないデータソースを多く紹介しているので参考になる。
    ビックデータの時代と言われながらデータ分析不毛の地帯であった日本のテレビCMにもついに改革の波が押し寄せるか。

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著者プロフィール

(株)デジタルインテリジェンス代表取締役
82年青山学院大学文学部英米文学科卒。同年(株)旭通信社入社。96年デジタルアドバタイジングコンソーシアム(株)を起案設立。同社代表取締役副社長に就任。01年同社を上場。インターネットの黎明期からネット広告の普及、理論化、体系化に取り組む。08年(株)ADKインタラクティブを設立。同社代表取締役社長に就任。10年デジタルコンサルティングパートナーズを主宰。11年デジタルインテリジェンス代表取締役に就任。『CMを科学する』(宣伝会議)、『新世代デジタルマーケティング』(インプレス)など著書多数。

「2017年 『デジタル変革マーケティング』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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