- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784883353750
感想・レビュー・書評
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【広報コミュニケーションの基礎】
0.読み終えて
良書である。
宣伝会議が編集、かつ執筆は、広報、PRの専門家である。
事故報道のやり方、ポイントから、IRまで網羅していること。
外部のプロフェッショナルと協業するにあたり、基礎知識はあった方が無難かと考察する。
この書籍は、網羅的で実践的である。
1.購読動機
内部監査で、客観的視座で、広報およびPR業務をとらえたいため。
2.結論
①広報およびPRの目的
ステークホルダー宛に、レピューテーションとブランドを認知させるため。
②ステークホルダーとは?
ブランド
クライアント、取引先、株主そして社内
レピュテーシヨン
②含めて報道機関まで含む。
③広報およびPR業務に必要な姿勢
・自社戦略への理解
・外部環境、トレンドへよ理解
④通知内容
事故の場合
発生内容、場所、時系列
原因
対策
有効性判断
収束宣言
PRの場合
だれに、何をよりも、
なぜ? 背景、文脈が大切
3.補足
①地方への認知
通信会社経由で媒体に広がる。
②業界専門紙、アナリスト
ターゲット業界の専門紙、アナリストは、あらかじめショートリスト化が有効
③キュレーションメディア
型、フォーマットあり。
それを合わせると、取り上げられやすくなる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
何度でも心に叩き込んでおくべき根底の部分(何故広報を行うのか、広報パーソンはどうあるべきか)から、デジタル社会の特徴、実際に広報戦略の立案、危機対応、グローバル広報で手を動かすときに手元に置いておきたい内容まで網羅している。
これ一冊を読んでおけば大丈夫というものではないけれど、概論の一冊として「とりあえずこれ読んで」と言える教科書。
社員誰もが広報パーソンな世の中なのだから、広報担当者でない人にも読んで貰いたいのだけどなかなか難しいのだろうなあ。 -
Yotsuya