マイコン少年さわやか漂流記 (秋葉趣味)

著者 : クーロン黒沢

• ソシム (2003年4月1日発売)

感想・レビュー・書評

[totssanさんの感想 · 2016年6月19日]

　２回目。岡山の田舎には当時、マイコン情報はビブレ内のbit-inくらい？だった記憶あり。松森？無線という店も確かあったかも。で、そこでの情報と、担任所有appleIIeの話だけが頼りで楽しんでいた。本書のようなスーパーディープなやつは回りにはいなかったし、当時はベーマガ、I/Oは打ち込み用雑誌と認識していた。著者のような、BBS立ち上げ、洋物入手など想像だにしなかったので、昔日を思いつつ驚く（ほぼすべて違法ネタなのが切ないが）。
　それから30年を経て、マイコンは1チップで、当時のPC1000台分以上の性能を持つに至り、５歳の子供がプログラミングしてLEGOロボを動かす時代になった。このギャップが今楽しい。昔の記事と、現在の最新情報を交互に読むのがなんとも快感である。
　ただ本書はUGすぎたかも。

[hideakibooksさんの感想 · 2014年3月6日]

あんまりさわやかではない少年青春時代がよく描かれていて、いっぱい笑ったー

[笹塚おじさんさんの感想 · 2009年3月22日]

この手の本は，独りよがりの文章で読みにくい本が多いのだが，この本は文章が読みやすいのがよかった。この本を読んでみてあらためて，パソコンやゲーム機の進化はすごいなと感じた。僕も，中学生のときＦＭ７がすごく欲しかったなー。タイトルの「さわやか」は意味不明。この作者は他にも，書名に「さわやか」と使っているようですが・・・。