つながる?つなげる!無線・有線LAN: Windows7/Vista/XP対応

  • ソシム
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  • Amazon.co.jp ・本 (303ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784883376889

感想・レビュー・書評

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  • owner:Matsugi

  • ・通信速度の単位はbbsで表す
    1000BASE-T=1000Mbps(Gigabit Ethernet)=1000x1000,000(bps)=1000,000,000bps 1秒当たり10億ビットの情報を送信(または受信)できる性能をもっているという意味。標準的なデジカメ画像(JPEG形式の画像ファイル)を1秒間に5000枚以上送信できる速さ。
    ・スループット=単位時間当たりのコンピュータの処理能力、実測した通信速度(実効速度)
    ・「ビット」(bit)コンピュータが扱うことができる最小の情報単位、2進数の桁数と一致、1ビットなら2進数で1桁、2ビットなら2桁。1バイト(byte)=8ビット(bit)
    ・ADSL 8~50Mbps 電波のイズの影響を受けやすい、速度が非対称
     光ファイバー 10~1000Mbps 電波ノイズの影響を受けにくい、速度が対称
     ケーブルTV 5~160Mbps
     ホットスポット 11~54Mbps
     ワイヤレスブロードバンド 17~40Mbps
    ・プライベートIPアドレスICANNやJPNICなどの管理組織に取得申請しなくても自由に使えるIPアドレス
     クラスA 10.0.0.0~10.255.255.255
    クラスB 172.16.0.0~172.31.255.255
    クラスC 192.168.0.0~192.168.255.255
    グローバルアドレスとプライベートアドレスの境目はルータ(ハブではない)、ルータなどのネットワーク機器によって実現されるアドレス変換機能のことをNAT(Network Address Translation)やIPマスカレード、またはNAPT(Network Address Port Translation)という
    ・IPアドレスは32ビットの数値情報、必ず「ネットワーク部」(どこの組織に所属しているのかを識別するためのアドレス部分)と「ホスト部」(その組織の中でここのホスト(パソコンやルータ)を識別するためのアドレス部分)と呼ばれる2つの情報が含まれている。
    ・212.125.130.40/29のようなIPアドレスの割り当て方法をCIDR(Classless Inter-DomainRounting=サイダー)と呼ぶ。先頭のグローバルIPアドレスを「ネットワークアドレス」、ネットワーク部を「プリフィックス」(または「プレフィックス」)と呼ぶことがある。上記の例だと/の前までがネットワークアドレス、/29がプリフィックス。
    ・MAC(Media Access Control)アドレスとは各端末を識別するためにそれぞれのNICに割り当てられた”ハードウェア的”なアドレス。3バイト(24ビット)のベンダーコード(または、OUI識別子:メーカーを識別する管理コード)と3バイトのノード番号(またはシリアル番号:他と重複しないようにメーカーによって管理される番号)の計6バイト(48ビット)で構成されており、各々のバイトを「:」または「-」で区切って16進数で表記する方法が採られている。
    ・DNSサーバ=ホスト名、ドメイン名、IPアドレスの対応をリスト情報として管理しているサーバ。
    ・SMTPサーバ=メール送信時に利用、POPサーバ=メール受信時に利用(IMAPサーバはメールのヘッダ情報と既読・未読の情報のみをクライアントに転送)
    ・DHCPサーバ=IPアドレスやサブネットマスク、DNSサーバのアドレスといった一連の情報をユーザーに代わって自動で割り当ててくれるサーバ。
    ・ポート番号=ユーザーのパソコン(クライアント)がどの種類のサーバと通信を行っているかを識別する番号。
    SMTPサーバ 25 電子メール(送信)サーバ
    DNSサーバ 53 ドメイン名の名前解決サーバ
    DHCPサーバ 67,68 IPアドレス自動割り当てサーバ
    Webサーバ 80  Web(WWW)サーバ
    POPサーバ 110 電子メール(受信)サーバ
    NTPサーバ 123  時刻同期サーバ
    IMAPサーバ 143 電子メール(受信)サーバ
    ・ツイストペアケーブル:
    IEEE規格名     最大通信速度
     10BASE-T 10Mbps
    (IEEE802.3i)
     100BASE-TX 100Mbps
    (IEEE802.3u)
     1000BASE-T 1Gbps
    (IEEE802.3ab)
    ・「スイッチングハブ」と「リピータハブ(またはダムハブ、ノンインテリジェントハブ) 前者はポートごとにMACアドレスを記憶し、LANを流れるデータが衝突しないために効率的にデータのやり取りができる。後者はケーブル上に無駄なデータを流してしまうため現在では殆ど使用されていない。最近ではルータにハブの機能が集約されているため、専用ハブを設置しないこともある。
    ・「ストレートLANケーブル」と「クロスLANケーブル」
    クロスケーブルはパソコンとパソコン、ハブとハブといったように同じ機器を繋ぐときに利用。
    <ツイストペアケーブルのカテゴリ>
    カテゴリ1  -    電話線
    カテゴリ2  1MHz   ISDNなど
    カテゴリ3 16MHz   Ethernet(100BASE-T),TokenRing(4Mbps)など
    カテゴリ4 20MHz   カテゴリ3までの用途に加えてTokenRing(16Mbps)
    カテゴリ5 100Mhz   カテゴリ4までの用途に加えてFastEthernet(100BASE-TX)
    カテゴリ5e 100Mhz   カテゴリ5までの用途に加えてGigabitEthernet(100BASE-T)
    (エンハンスト・カテゴリ5)
    カテゴリ6 250Mhz カテゴリ5eまでの用途に加えてGigabitEthernet(100BASE-T)
    カテゴリ6e 500Mhz カテゴリ6までの用途に加えて10GigabitEthernet
    (エンハンスト・カテゴリ6)
    カテゴリ7 600Mhz カテゴリ6eまでの用途に加えて10GigabitEthernet
    ・パソコンの有線LAN機能を確認する
    「RJ-45ポート」があるか電話線(モデムポート)より少しサイズが大きい
    ・NIC(LANアダプタ)の選び方
    Gigabit Ethernet(1Gbps=1000Mbps)が標準の時代に
    USB接続のLANアダプターもUSB2.0では転送速度が最大480Mbpsであるにもかかわらず、100Mbpsよりも高速であることを売りにして「Gigabit対応」として販売されている。
    ・パソコンの拡張スロット:デスクトップではPCIスロットタイプとUSBタイプが、ノートパソコンではこれらに加えてPCカードタイプやExpressCardタイプがある。
    OS上で認識させる作業が必要。
    ・ハブ同士をケーブルでつなぎ何段にも接続することを「カスケード接続」と呼ぶ。7段階までが理想。「Auto-MDI/MDIX」という機能が搭載されていればクロスケーブルではなくストレートケーブルで事足りる。
    ・インフラストラクチャモード(infrastructure Mode)
    無線アクセスポイントを経由して各々の無線LAN機器が通信する動作モード
    ・アドホックモード(Ad hoc Mode)
    無線LAN接続されたコンピュータ同士が直接通信する動作モード
    ・無線LANの規格
    IEEE規格   最大通信速度  利用周波数帯  備考
    IEEE802.11b 11Mbps 2.4GHz帯    最初に普及した無線LAN
    IEEE802.11a 54Mbps 5GHz帯     国内では屋外利用に制約有
    IEEE802.11g 54Mbps 2.4GHz帯    IEEE802.11bと互換性有り
    IEEE802.11n 150MHz~600Mhz 2.4GHz、5GHz  今後の主流

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