世間遺産放浪記

著者 :
  • 石風社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784883441464

感想・レビュー・書評

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  • 写真かであり、ライフワークとして世間の、人からは見向きもされないような「遺産」・・・崩れかけた小屋であったり、左官職人の鏝絵であったり・・・を撮り続けている著者の見聞録的一冊だ。
    各ページに1枚の写真と、キャプションというよりは長く、エッセイとしては短すぎる文章が添えられている。
    紹介される遺産は変なものもあれば地味な見た目のものもあり、文章がかなり主観的・個人的で説明があまりされていないこともあったりして、途中でちょっと飽きてしまった。

    世の中には変なものがたくさんあるんだな。

  • 図書館で借りた本。大分県を中心に主に九州の昭和の時代の風景、建築、文化など247箇所を写真付きで紹介。大分県の安心院町にある世界地図の障子窓は素晴らしい。昔の庄屋の家はこだわりがあり品もある。湯布院にある日野病院の洋館は見応えありそう。

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著者プロフィール

1950年大分県生まれ。別府市在住。写真家。
幼い頃より職人仕事に興味を持ち、1976年より大分を拠点に、全国の鏝絵、土壁、石灰窯、藁塚、石積み等の撮影と取材を続けている。
著書:『近代建築史 ゲニウス・ロキ』(編著、産研出版、1993)、『消え行く左官職人の技・鏝絵』(小学館、1997)、「大分の昆虫」(私家版1994)、『小屋の力』(共著、ワールドフォトプレス、2001)、『鏝絵放浪記』(2001)、『藁塚放浪記』(2005)、『世間遺産放浪記』(2007)、『世間遺産放浪記 俗世間編』(2012、以上石風社)、『浜脇・HAMAWAKI』(2013、SABU出版)など。

「2015年 『世間』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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