エロス・エゾテリック〜新・禁断異系の美術館 (TH ART Series)

著者 :
  • 書苑新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (136ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784883751341

作品紹介・あらすじ

エロティシズムや死のイメージという魔法のレンズを通して神秘の領域へとアプローチを試みるアーティストたち。

感想・レビュー・書評

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  • ●エロスと神秘の結婚! エロティシズムや死のイメージを通して、神秘の領域へのアプローチを試みるアーティストたち。カラー口絵あり。
    ▼詳細
    https://athird.cart.fc2.com/ca3/64/p5-r-s/

  • 人は昔から、猟奇的、異形、それらに恐怖だけではなく、様々な感性をもって相対してきたのですなあ…。

  • ゴシック・アートの女性像の中にある、原初の女性の神聖・魔力を垣間見せられる。
    魔術的芸術のギーガーやボンテージファッション、流れる血や誇張された身体造詣に見る女性原理。廃墟や死の匂いが齎す停滞から、喚起される力強い生/性を齎してくれる。
    女神―巫女―魔女となる、女性の力。それは原初からの女性の力でもある。

    文章は対談形式等で読み手に飽きさせない。小さく、モノクロながらも選び抜かれた綺麗な図版が刺激になる。

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著者プロフィール

1965年生まれ。慶應義塾大学文学部哲学科美学美術史学専攻卒。エロティック・アート研究家、美術ライター、美術評論家。著書に『禁断異系の美術館1 エロスの畸形学』(2009年3月)、『禁断異系の美術館2 魔術的エロスの迷宮』(2009年10月)、『禁断異系の美術館3 エロスのハードコア』(2010年4月)、『エロス・エゾテリック〈新・禁断異形の美術館〉』(2011年12月)など、共著に『異界の論理〜写真とカタストロフィー 禁断異系の美術館EX』(飯沢耕太郎との共著、2011年6月)、編著に『秋吉巒・四条綾 エロスと幻想のユートピア〜風俗資料館 秘蔵画選集1』(2010年6月)、『秘匿の残酷絵巻 臼井静洋・四馬孝・観世一則〜風俗資料館 秘蔵画選集2』(2011年7月)、『種村季弘と美術のラビリントス〜イメージの迷宮へようこそ』(2010年9月)がある(すべて発行・アトリエサード、発売・書苑新社)。

「2012年 『【電子書籍版】魔淫の迷宮』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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