花咲ける孤独

著者 :
  • 青林工藝舎
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本棚登録 : 118
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784883790579

感想・レビュー・書評

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  • 久々の山田花子ー。
    読んだら傷つくのわかってるのに読んでしまう・・・。

  • 続・会話
    「どうかしたの?元気ないね」
    「べつにふつうだよ…」
    「何か悩みがあるんだったら言ってよ。」
    「悩みなんかないわ」
    「悩みがあるんだったら言ってよ。」
    「『ない』って言ってるでしょ。」
    「どうして君は、いつもそうなの?」
    「……」
    「ねえ、返事してよ!なぜ黙ってるの?」
    「どうしてそんなにいじめるの?」
    「誰が?」
    「あなたが」
    「僕がいつ君をいじめた?」
    「いつもいじめてるわ」
    「どうやっていじめたの?」
    「そうやっていじめてるわ」
    「君は被害妄想だよ」
    「私は被害妄想じゃないわ」
    「もうやめろよ。バカバカしい」
    「自分から始めたくせに…」
    「君、しつこいよ!!」

  • 共感すごくできる。何回も読んでしまいます。登場人物たちの気持ちがわかりすぎて怖い苦しい。天上天下唯我独尊とマリアの肛門が好き。あとラブレターの子のきもちめっちゃわかる!笑

  • ギャグ的な劇画のはずなのに、痛い。
    どの登場人物の気持ちもとてもよくわかる。いたいくらい。
    だからわたしは山田花子が好きです。

    それと、ここに表示されてるのじゃない表紙の方が素敵です。
    トレぺみたいなカバーがかかってるやつ。

  • 話の裏にものすごくもやもやした黒いものを感じる。

  • 話の裏にものすごくもやもやした黒いものを感じる。

  • やっぱりこのブラックさ。このような絶望、僕も持っているからなぁ。

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著者プロフィール

山田 花子(やまだ はなこ、1967年6月10日 - 1992年5月24日)は、日本の漫画家。本名、高市 由美(たかいち ゆみ)。旧筆名は裏町かもめ、山田ゆうこ。実妹は漫画編集者の高市真紀。
自身のいじめ体験をベースに人間関係における抑圧、差別意識、疎外感をテーマにしたギャグ漫画を描いて世の中の矛盾を問い続けたが、中学2年生の時から患っていた人間不信が悪化、1992年3月には精神分裂病と診断される。2ヵ月半の入院生活を経て5月23日に退院。翌24日夕刻、団地11階から投身自殺。24歳没。
著作に『神の悪フザケ』『嘆きの天使』『花咲ける孤独』『魂のアソコ』『からっぽの世界』『自殺直前日記』がある。

「2018年 『自殺直前日記 改』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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