カストラチュラ

著者 :
  • 青林工藝舎
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感想 : 33
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784883790647

感想・レビュー・書評

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  • よくわからない…
    奇麗なのか汚いのか。
    グロテスクなのかそうでないのか…
    台詞が必要なのか、言葉が必要なのか、よくわからない。

    2013.5.5読了

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「よくわからない…」
      唐突ですが、美しいです。。。
      「よくわからない…」
      唐突ですが、美しいです。。。
      2014/06/20
  • 全員には勧めないが私のツボに超フィットした逸品。
    憑かれたといっても過言でない。
    好きすぎ。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「私のツボに超フィット」
      私は単に鳩山郁子の絵が好き。。。
      この前「リテレール」のサイン会行けなかった。今思うと残念である///
      「私のツボに超フィット」
      私は単に鳩山郁子の絵が好き。。。
      この前「リテレール」のサイン会行けなかった。今思うと残念である///
      2012/04/10
  • 表紙買い。
    中国の文化って、すごく頽廃的で、奇麗だ。
    纏足、カストラート、肉食、少年。

  • シャーロットリンが可愛い。美しい。

  • 鳩山作品の中で、いっとう好きな漫画です。少年期の一瞬の果敢なさと残酷さの混ざり具合が美しいと感じてしまう...。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「混ざり具合が美しい」
      鳩山郁子って無機質な感じがするけど心臓の音が聞えてくる(ように思える)。とっても好きなマンガ家です。
      「混ざり具合が美しい」
      鳩山郁子って無機質な感じがするけど心臓の音が聞えてくる(ように思える)。とっても好きなマンガ家です。
      2012/12/04
  • 靴好きの私には『シューメイカー』とあわせて 待ってました!ってかんじの作品でした。見終わった後の満足感で夕飯食べれなかったのを覚えています。(ほんとに)

  • 自分が読んだのは 1995 年刊行の作品社の本で、装幀も異なるが、内容は同じだろうと思うのでこちらで。毒を毒のまま美しいものとして受容して読めたのは、若かった頃の特権だったのだろうなと、いま読み返してつくづく思った。当時の自分ではなく、今の自分が今の自分の知識や倫理観、感性でもって読むと、その毒の部分がより強く前面に出てきて、圧倒された。そういう意味では、当時よりも今のほうが、琴線を揺さぶる部分は大きかったかもしれない。肉を食うということ、肉を削るということ、行動の自由ということ、行動の制限ということ、その結果の表現ということ、そういうことが全部、当時よりもずっと、辛辣で切迫したものとして訴えかけてきたように感じた。正しいものとして教え込まされる倫理というのは、立ち位置が変われば異なる。わたしたちは足掻きながら、自身にとってのそれをつかんでいくのだろうけれども、それをそのまま受容できるものだと信じられるのはなぜなのか。当時はすでに過ぎ去った時代の話として読んでしまっていたのだけど、今現在の自分にとっても、まったく遠い話ではないと思えるのは、この話に現在を刺すだけの力があるからだろうと思う。あらためて、すごかった。

  • めっちゃくちゃえぇ。
    纏足の描写好きすぎてずっと眺めていたいし、食事のグロテスクさとかもう最高。そして方滴錘はヤバい。エロティックが過ぎる。
    無茶苦茶、色々、嗜好にずさずさ刺さる話でした。
    とりあえずこの後もう一回読みます。

  • カストラートや纏足など背徳的なテーマも興味深かったけど、食肉に対するテーマもまた、今のこの時代に考えさせられるものがあった。サステナブルとかヴィーガンとか知るようになった時代だからね。あとはラストシーンの入れ子の中身やシャーロットの死、インアルが目録から買った“彼ら“の肖像=顔が意味すること、伯母の中途半端な纏足、などもう多方向からの様々なメタファーがひとつになってこの世界観を構築してるという凄みにハマりました。二度読んでも理解不能。何度も読み直す度に発見がありそうなスルメ感がいいです。

  • わざと物語をぼかしているところもあるのだけれど、
    その印象はなぜか、凄惨、ともいうべきか。
    フリークスについての物語であるためか。
    少年たちはちっともイノセントでない。
    即物的によごれている場面も多い。
    解剖学の天使が迎えに来る場面はすごい。

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