刑務所の中

著者 :
  • 青林工藝舎
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感想 : 110
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784883790654

感想・レビュー・書評

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  • 筆者の刑務所での実体験をもとに書かれている。

    食事(ムショのくさい飯)の描写が料理マンガ顔負けの秀逸さであり、非常にうまそうである。

    筆者のその他の作品と同様に、多くの人間が逃れることのできない「業」の要素も多分に含まれている。

    なお、自身が犯した犯罪についての反省の描写はまったく見られないw

  • すごい記憶力、細かな観察眼、さすが。

  • 刑務所での生活が非常に淡々と描かれている。わざわざ突飛な事を書くのではなく、日常風景を徹底的にリアルに描写する事で、却って塀の中の異様な雰囲気が伝わってくる。画の線が細い事も迫力を増させている大きな要因だと思う。面白かった。

  • 読んだあとアルフォート買いにコンビニに走った記憶が

  • 改造銃の所持で懲役三年をくらった筆者が描いた獄中マンガ。内容はとても明るく読んでいて楽しい。それにしても食事の描写が逸品で、ほんとにうまそう。

  • むちゃくちゃ面白かったですね。
    刑務所の中ってこんな感じなんだなぁって思いました。
    刑務所に入りたいとは思わないけど、
    どんな世界なのか興味は湧きました。

  • たんたんとムショ暮らしを楽しむ。
    マーガリンと小豆のパン。
    なぜか面白い。
    何度も読んでしまう。

  • これで初めて花輪和一を知りました。割としょうもない、どうでもいいことばかりの獄中録。だからこそリアル。<br>願いまーす!「刑務所の中」一冊願いまーす!!

  • 飯が旨そう、それもマーガリンと小倉のパン。背徳の行為にただ恍惚となるのみですね。

  • アルフォートやあんこなどの甘シャリがほんとにうまそう。。読んだ後不思議な爽快感が。

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著者プロフィール

1947年、埼玉県生まれ。71年に『月刊漫画ガロ』に「かんのむし」を発表して漫画家デビュー。94年に銃刀法違反で逮捕され、翌年実刑判決が下される。97年に仮釈放。2000年、刑務所内の生活を描いた『刑務所の中』を発表する。著書に『天水』『護法童子』『不成仏霊童女』『ニッポン昔話』『刑務所の前』などがある。

「2022年 『呪詛 封印版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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