- Amazon.co.jp ・マンガ (206ページ)
- / ISBN・EAN: 9784883792412
感想・レビュー・書評
-
この人、外れがないなぁ……と感心。
ということはつまり、最上も最低もない。
品質が限りなくフラット。
どの作品であっても、初体験が最上の体験になるのだろう。
私の場合は「電気蟻」の入っている『パラノイア・スター』だったが。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
4年前に中野の古書店で手に入れた丸尾本3冊のうちの1冊です。
『月的愛人』はですね、私の大好きな「耳ナシ芳一(前編・後編)」が入ってるんですよ。だからお気に入りです。「無抵抗都市」は私が読んだ丸尾末広作品の中でもストーリー的に読み応えのある作品なのでお気に入りの一つです。
丸尾末広独特の、一本の糸の様に顔のパーツが連なる描写を味わうならこの一冊は手放せないかと思います。 -
ルナティックラヴァーズ
声に出すだけで丸尾末広先生の世界に飛べそうな気がする -
買いそびれ思い出し購入。
1980年代末~1990年代前半に『ガロ』その他の雑誌に発表された短編集。
連載打ち切りになったという「犬神博士」のアーキタイプ(タイトル同じ)も
未完ながら面白い。
完結した『犬神博士』が、切られたところからそのまま続いたのではなく、
別の物語になっていったことも興味深い。
小泉八雲「耳なし芳一のはなし」や江戸川乱歩「屋根裏の散歩者」の本歌取りも見事。
何より絵が美しく、つい、ボーッと眺めてウットリしてしまう。 -
2012/02/05/Sun.購入。
2012/02/13/Mon.〜02/15/Wed.
「無抵抗都市」P.150上段のコマはベックリンの「死の島」だよね。
この絵好きだから嬉しかったな。 -
耳なし芳一の話が好き
-
耳なし芳一(?)が素敵すぎる。胎児転げ出るとか(笑)
無抵抗都市もいい。白黒の絵はちょっと前のが好きかも -
無抵抗都市がいいですね
-
2010/1/11購入。
-
─僕の歌は誰からも理解されず、僕が歌うとみんなは怒るのです─片耳の聴覚を失ったフォークマニアの芳一は夜な夜な墓場へギターを持って出かけて行く。死者に自作の歌を聞かせるために。「耳ナシ芳一」その他「極楽小屋」「赤眉」「屋根裏の哲学者」「無抵抗都市」等収録。