トロイメライ

著者 : 島田虎之介
  • 青林工藝舎 (2007年7月25日発売)
3.83
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (250ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784883792467

トロイメライの感想・レビュー・書評

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  • そうか「トロイメライ」って曲の名前なのか。
    無知だった、私。

    シマトラさんはもう、なんか壮大だ。
    国境も軽々超えるし、時代も軽々超えてみせる。
    一台のピアノに集められていく、物語。
    ちなみに今調べてみたら「トロイメライ」は「夢見心地」という意味だそうで。
    なんだかぞくっとしました。
    すごい、いいなあ。なんか。
    シマトラさんの選ぶテーマがすごく好き。
    でも、私にはまだちょっとしっくり来ない。

    またある日読み返そうと思います。
    「ダニーボーイ」はなかなか越えてくれない。

  • サインペンのようなタッチと
    バランスのよい構図が目にとまって、
    思わず買ってしまった1冊。

    ピアノの調律師さんのお話なのですが、
    「音」を描くというよりも
    「音のない状態」を描くのがとても上手。

    コマとコマの間だったり
    ベタや白の色であったり
    まるで楽譜のようにマンガが紡がれていって
    最後はひとつの曲を聞いたあとのような
    すっきりした読了感が心のストンとおちてきます。

  • 那覇などを舞台とした作品です。

  • カット割が秀逸。マンガにこんな表現ができるとは…。
    映画好きには自信をもってすすめられる一冊。

  • 絵が描き過ぎてない。昔の漫画みたいです。
    そのせいなのか、一コマずつが、アニメみたい(以上に?)カメラワークをもってみえます。
    24的に、はじめバラバラに始まったストーリーが最後きれいにまとまります。それぞれのストーリーが、笑えるのもあれば詩的なのもあって、緩急味わいながら読めます。

  • 『東京命日』は何度も読まないと理解できない複雑に絡み合った物語でしたが、それに比べると『トロイメライ』は一台のピアノが中心にある分、プロットが分かりやすくなっています。
    とは言え、カメルーン、インドから日本まで複数の国を股にかけ、日韓ワールドカップまで出てくる奇想天外ぶりは健在。
    バルザックばりに『東京命日』のナツ子と四十六が再登場するのも楽しいです(シマトラの特色のひとつみたいですね)。
    映画的な演出も磨きがかかり、読みごたえがありました。

  • シマトラ節は健在。というかこなれてきたのかも。

    スムーズな話の展開。

    サッカーに全く興味のない人(あるいはなかった人)は話がちょっとわからないかもなーとも思った。

    フィクションとノンフィクションがいい具合の混じってます。

  • 絵柄や演出のうまさ、本当っぽい語り草は相変わらず。ラスト・ワルツ、東京命日より主人公(っぽい)が定まっている印象。
    一台のピアノを軸としたストーリー。人々の不思議な使命とつながり。最後はパタンとピアノのふたを閉じた感じで本当に素敵。
    一つの映画のような、一つの曲のような印象。
    シマトラ大好きだなー。

  • amazonの書評で絶賛されていたので購入しましたが、一体どこをどう読んだら面白いのかよく解りませんでした…。
    植民地アフリカで、ヨーロッパ人が現地の木を用いて「ヴァルファールト」というピアノを造る。
    このピアノの100年の歴史とその持ち主達の数奇な運命が描かれています。

  • 現時点でのシマトラ最高傑作。<br />映画的な演出、ドット絵のような優しい画風、飄々と嘘を織り重ねて紡がれるストーリー、というシマトラ要素全てがかみ合っている。特に今作は、筋がわかりやすく、終盤の全てが収束していくスピード感はすごいものがある。フクロウに乗り移ってピアノを目指す場面は漫画演出史に残る名場面といえよう。

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