復活版 地獄に堕ちた教師ども

著者 :
  • 青林工藝舎
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (196ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784883794300

感想・レビュー・書評

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  •  蛭子さんの処女作品集、なんのてらいもなく素直な気持ちでとんでもない世界を提示している。人が殺されていても当人どうしは大変な状況なのに、周囲は特になんとも思ってないような、他人事のような、それを目撃して興奮して騒ぐようなこともない感じがむしろリアルな感じがする。

     あらためてとんでもない作品ばかりで、本物の凄みに圧倒される。構成の切れ味がすごくて、これぞガロという感じがする。緻密に書き込まれた背景がたくさんあってすごくいい。

  • 負の感情をストレートにぶつけてくる。巻末の蛭子能収自身による作品紹介読んで、やっぱちょっとおかしいと思った。

  • 蛭子さん最高ですね! 以前に読んだものも混じっていましたけれども、最近蛭子さんタレントとして売れているからでしょうか…過去の作品を復刊させてこれを機に売ってやろう…みたいな出版社の思惑が見え隠れしているように思いもしますけれども、蛭子ファンとしては過去の作品が読めるようになったのでうれぴーですっ! 社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    「パチンコ」とかいう短編集も出ているのでそちらも購入しましょうかね…。解説にもありましたけれども、僕も蛭子さんは「芸術家」だと思いますよ! まさしく蛭子さんにしか描けない世界がここに…堪能さしていただきましょう…。

    さようなら…。

    ヽ(・ω・)/ズコー

  • 蛭子能収の漫画。すごいつげ義春っぽい。大体ラストは誰かを撲殺してるあたりに闇の深さを感じる。

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著者プロフィール

1947年10月21日生まれ。長崎商業高校卒業後、看板店、ちりがみ交換、ダスキン配達などの職業を経て、33歳で漫画家に。俳優、タレントとしても活躍中。おもな著作に『ひとりぼっちを笑うな』、『蛭子の論語』(ともに角川新書)、『芸能界 蛭子目線』(竹書房)、『蛭子能収のゆるゆる人生相談』(光文社)、『ヘタウマな愛』(新潮文庫)などがある。O型、てんびん座。

「2019年 『死にたくない 一億総終活時代の人生観』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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