一瞬の永遠をキミと (ケータイ小説文庫 Bお 1-1)

著者 : 沖田円

• スターツ出版 (2012年12月25日発売)

感想・レビュー・書評

[✿なな✿さんの感想 · 2023年1月17日]

ケータイ小説ならではな内容的にはヘビーなのにサクサク読める軽さと思いの丈をぶちまける感じが独特です。
その分「読み手を泣かせよう」感が強すぎて、ちょっと読みながら「うるせぇな」と思ったのも事実(苦笑)
同じような内容を繰り返し記されているので、しつこく感じました。
ケータイ小説らしいといえばそうなのでしょうね。
主人公の繊細さと感情の波が高校生らしくて、少し懐かしい気持ちにはなりました。

著者プロフィール

愛知県安城市出身。2012年『一瞬の永遠をキミと』でデビュー。2015年末に刊行した『僕は何度でも、きみに初めての恋をする。』は累計25万部を突破しコミカライズされた。2018年には、『千年桜の奇跡を、きみに～神様の棲む咲久良町～』(原題『咲久良町シンフォニー』)がポプラ社ピュアフル小説大賞で金賞受賞。その他著書に、『喫茶とまり木で待ち合わせ』『雲雀坂の魔法使い』『神様の願いごと』『10年後、きみに今日の話をしよう。』『猫に嫁入り』シリーズなど、ヒット作多数。

「2023年 『怪異相談処　がらくた堂奇譚』 で使われていた紹介文から引用しています。」