経済思想

著者 :
  • 新世社
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  • Amazon.co.jp ・本 (367ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784883840311

作品紹介・あらすじ

ヒューム、ケネー、スミス、リカード、マルサス、マルクス、マーシャル、シュンペーター、ワルラス、ケインズ、ハイエク、ヴェブレンといった経済思想の巨人たちを、それぞれの時代における市場社会を背景に描出し、彼らの思想の今日的意義を考察。さらに現代経済への問題意識から、方法論、制度、貨幣、消費、企業、市場と公正、グローバライゼーションなどをテーマ毎に論じ、経済分析のあり方を問い直す。諸理論を相対化しつつ、現代経済学の定説では見落とされた重要なファクターを指摘、社会諸科学との総合を図る。経済思想に新局面を切り拓く斬新な試み。

感想・レビュー・書評

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  • 2013.8.26 一読目
    ざっと読んだ。新古典派を基礎におく既存の経済学の限界を、隣接する他の社会科学に関する幅広い知識をもとに指摘していく、相関社会科学の専門家らしい本。
    ゲーム理論が経済学において果たした功績について触れられていない(興味があった)のが残念。
    進路選択の判断材料にしたい。

  • 2010/4/4

    学校が始まるので復習。
    スミスからの一連の思想の流れが分かる。
    一回読んだだけじゃすぐ忘れるけど、今後の勉強のベースになるすごい良い参考書だと思う。

  • 睡眠導入薬

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著者プロフィール

松原隆一郎(まつばら・りゅういちろう)
昭和31(1956)年神戸市出身、放送大学教授、東京大学名誉教授。灘高校・東京大学工学部都市工学科卒、同大学院経済学研究科単位取得退学。専攻は社会経済学・経済思想。著書は『頼介伝』(苦楽堂)、『経済政策』(放送大学教育振興会)、『ケインズとハイエク』(講談社現代新書)、『経済思想入門』(ちくま学芸文庫)、堀部安嗣との共著『書庫を建てる』(新潮社)他、多数。

「2020年 『荘直温伝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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