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- Amazon.co.jp ・本 (339ページ)
- / ISBN・EAN: 9784883840731
感想・レビュー・書評
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とても読みやすく、高校生でも読めると思います。むしろ高校生用の例えば受験参考書なんかよりも読みやすいと思います。経済学の本にありがちな「だ」「である」調ではなく、「です」「ます」調ですので、自然に気楽に読んでいけると思います。1章ごとのページ数もさほど多くなく(むしろやや少なめで)、初学者向けです。経済が苦手な人や初めての人には最適だと思います。
ちなみに掲載内容としては、重商・重農主義→スミス→マルサス・リガード→マルクス→新古典派→ウェーバー→ケインズ→戦後→現代、となっています。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
実はこの本の筆者は自分のゼミの先生なんで、どう書いていいものやら悩みました。
タイトル通り経済学の流れを歴史を追って紹介しています。
非常に読みやすく、一般的な経済学の本に見られるような「である」調ではなく、「です」「ます」で書かれているので、大学生だけでなく、政治・経済を勉強している高校生でも抵抗なく読めるのではないでしょうか。
井上先生らしいタッチで書かれているので読みやすくなっています。
アダム・スミスやリカードといった古典派経済学の確立から非常に難しいマルクスの典型的な部分、ケインズからマックス・ウェーバーとシュンペーター、戦後のミクロ・マクロに至るまで代表的な理論や成り立ちを記述しており、各経済学者の古典を読むための導入の本としても役に立ちます。
難しい経済学を歴史から優しく教えてくれる一冊です。
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