吸血鬼と愉快な仲間たち (Holly NOVELS)
- スコラマガジン(蒼竜社) (2006年12月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784883863105
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
吸血鬼としては中途半端っていうアルが、かえって、現代っぽくてよかった。
しかし、工場のおばちゃんトイレのゴミ箱に捨ててくれてよかった。流されてたらどうなってたんだろう。 -
コミカライズから入り、既刊五巻まで読了。
二巻いっぱいまではどちらにも恋愛感情と言えるほどのことはなくBL色は薄いですが、三巻から徐々に(濃度は薄いままですが)心境の変化があります。
じわりじわりでありながら時に突飛な気がするのですが、暁側の思考は五巻の番外で多少なり推測と整理がつくようになっています。
読む前から二人は恋愛関係じゃなくても良いのでは、というレビューを多々見かけていましたが、事情というか暁の人間性がやや複雑なため、わかり易いカップルになることはないのかも知れない……とは確かに思いました。(まあ、多少はアルの頑張り次第……)
タイトル通り、なり損ないの吸血鬼のアルベルト・アーヴィングとその周りの愉快な仲間たちのお話と説明するのがしっくりくる作品だと思います。そのそれぞれの関係にどんな名称がつくかは、ストーリーの流れのおまけでしかないのかも。
本としては時々ふと読み難く感じる面もありますが、考えてみればあれは伏線だったのかとか、それよりも先が気になり気づくと読み終わっていたりと本編は主に明るいお話です。モンローのシーンは空気を読み構えていたのに想像したら負けました……やめてよ(笑)
発行が約六年止まっているようですが、完結までは漕ぎ着けて欲しいですね。 -
うん。面白い!
まだ木原さんの作品は初心者なのですが、何冊かよんでみて「シリアスだな~」という感想が多く、いまいち萌えず・・・でも、やっぱり評判通りこのシリーズはおもしろいです。
アルが可愛い♥日本語カタコトだけでなく、少々弱いオツムが原因ですね。
こういうライトな作品の方が好みだな~。
今後はコメディ路線の本に手をだしてみよう。 -
アル、こんなへたれな吸血鬼、設定にビックリ。
-
木原さんのご本は40冊くらい読みましたが、一番楽しかった気がします!
読んだ後落ち込まない・悩まない素敵な作品です!
BL要素はあまりありませんが、かえって萌え萌えできました。
胸きゅんなひな鳥の初恋いみたいに淡くて、今後が気になるー!
絵がずば抜けてお美しいので、脳内でキャラが美しく動くので得した気分です。 -
これはBL?とりあえずBL的要素は皆無だったけど話が面白いから思わずBL忘れて一気読み。
-
木原さんあるある。
必要最低限の食料としての食品描写しか登場しない。
美味しそうに食事をする描写が非常に少ない。
空腹を満たす目的のみでの食関係描写が非常に多い。
なので、色んな意味で飢餓感がいや増す仕掛けになっている。