花芽と狼 (Holly NOVELS)

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著者 : 須和雪里
制作 : 紺野 キタ 
  • 蒼竜社 (2009年10月19日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (259ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784883863754

作品紹介

時は平安のある冬の日。瑞調寺の阿闍梨・冬弦は修行僧時代に知り合った男、慈徳が連れてきた幼い子供を稚児として引き取った。子供は潤んだ大きな瞳を持ち、愛らしい顔立ちをしていたので、すぐに僧たちの人気者になった。しかし、子供がやってきてから、僧坊に妖しが出るようになる。冬弦は、子供が人に見えない銀灰色の妖狼を連れていることに気づくが…。愛と赦しを問いかけるピュア・ストーリー。

花芽と狼 (Holly NOVELS)の感想・レビュー・書評

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  • 仏教って素晴らしいですね!!
    くそ泣いた><。

  • BL的なシーンは少なめ。

    慈徳坊が過ごした『子供』との話が印象的だった。名前からしても残酷なことなんてできそうにない慈徳に、半端に、でも確かに同じ時間を過ごした相手を殴るなんてできないはず。

  • BLというよりはほのぼの話ですが、
    やわらかくて事実だけを淡々とえがいていく文体と
    説話のような内容とイラストとか渾然一体となって、
    読了後にあたたかな気持ちになりましたー。
    志賀直哉のような文体がいつのまにか
    「ですます」調にも感じられ…
    心地のよい読書体験でした。
    因果応報というか万物流転というか…
    説法BLって新しいジャンルですが、
    BLの新しい可能性を見た気がしました。

    Holly novelsはハズレナシなのかもしれません。
    『Well』とかも含めBLっぽくないけど。
    そもそも木原先生のためのレーベルなんですもんね。
    積極的に追い求めたいレーベルです。

  • シリーズの二巻に当たる『文殊丸』の方を先に読んでしまっていたが、結果的に私は、良い順番だったのではないかと思う。

    何事にも理由はある。
    その理由が、理由として判りやすいものでも納得出来るものでもないかもしれないし、それが理由と思えないことかもしれないものでも。
    「理由」ですらなくて、「背景」でしかなかったとしても。

    この人の物語に触れると、「励まされる」と云うよりかは「見守られている」と云う気持ちになる。
    そう思えることがとても救いになる。

  • これ、BLレーベルで出すのがちょっともったいない気がする。仏教思想…というほど宗教色の強いものではないけれど、人が生きていく上での大事なことに対する仏の教え。そういったものがとても丁寧にきれいに描かれていて、読み終わった後に満たされた気分になれる1冊。親兄弟にも是非読むように薦めたいんですが…レーベルが(苦笑)

  • 癒されました。

  • かなり久しぶりの新刊で心が躍りました。
    BL要素は限りなく少なくて、どちらかというと説法を聞いている気分になります。
    色々と考えさせられるお話でした。
    BLに興味がない人にも読んで欲しい本。
    『いいんだ、明日からはもう泣かない、桃若が知っていてくれるなら、それだけで十分だ』188P

  • これを読んだとき、精神的にあまり良くなかったからか
    すっごく気持ちが浄化された。
    BLというには違うかもしれないけれど、心に残る作品になりました

  • すわさんありがとうなんかもーふんとにありがとう

  • BLと思って読んだら最後までいわゆるBLでは全然ありませんでした……。強いて言うなら時代背景として当然の同性愛を含んだライトな時代物?でしょうか。少女小説とも、大人の読む娯楽小説とも違う気がするし、ジャンル分けできません。

    誰しもに影はありながら、けれど幸福なのは、多分誰しもに優しみがあるから。
    描かれているのはそんな世界。

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