- Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
- / ISBN・EAN: 9784883864096
作品紹介・あらすじ
大学生の鏡は無愛想な店主・夏八木の雑貨店でバイトをはじめた頃から、政情不安の国で暮らしていた子供時代を夢で見るようになる。暴徒の襲撃に遭った恐怖から記憶のほとんどをなくしていたが、鏡は自分が白髪の傭兵に憧れていたことを思い出す。そんなある日、夏八木の友人・ユージンに告白された鏡は、突然、無理やり夏八木に抱かれる。客にはぶっきらぼうでも俺には優しかったのに…。夏八木の変貌が怖くなった鏡は夏八木から逃れようとするが、彼が呟いた「これで一パーセントだ」という言葉が胸に残って…。
感想・レビュー・書評
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★4.0。中学時代の受がカワイイ上に男前…!そんな受とオトナの余裕攻との戯れのような甘いやり取りに萌え萌えしたので、当時の二人の馴れ初めを番外編で詳しく見てみたい。肉体的には攻が受を守ってるけど、精神的には受が攻を守ってる関係がイイ。攻がヘタレな代わりに受が頑張ってくれるタイプだから、この先もどうにかして幸せになってくれるだろうと思えた。無事再会して今度こそ攻が受を甘やすくらいラブラブなその後が見たいなあ…。と思ったらスピン出てるんだΣ(´Д`)
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面白いというか良かったです!久々に大好きな受けでしたね。所々に散りばめられているヒントで夏八木が何者なのかは分かるんだけれど、何故強姦したの?ってなると謎で、必ずその後に意味深な言葉を残すんですよね。それが何ともミステリーとまでは行かないものの気になって一気に読んじゃいました。そしてバスの襲撃の時は泣いちゃいました・・・。贅沢を一つ言うならば、ラストは『ただいま~。』っていう所で終わって欲しかったな~。