プルメリアのころ。 (Holly NOVELS)

著者 :
制作 : 牧 
  • スコラマガジン(蒼竜社)
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本棚登録 : 61
レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784883864423

感想・レビュー・書評

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  • 読みはじめてから結構時間をかけてようやく読み終わりました。
    主人公が今までにない設定であって、なかなかその設定に馴染めなかったんですよね。

    でも、自ら志願して戦地に赴いた者、パイロットになったものばかりではないのも当たり前で、臆病だったり嫌がらせばかりされる者も居ても良い訳で。

    「白い花の帰還」(書き下ろし)は千歳の幼少から倉田中尉との悲しい別れ、そして千歳がラバウルを去るまでが描かれています。本編よりも千歳の境遇をより深く知り悲しみを知ると、飛ぶことの恐怖生きることへの無頓着さもより一層深く千歳に寄り添える気持ちになりました。

    「ちーちゃんせんせい」終戦後、カズイと共に暮らし始め、小学校教諭となった千歳。
    もう過去の気弱だった千歳の姿はこれっぽっちもみられません。
    苦しいこと悲しいこともあったでしょうが、幸せに生きていって欲しい二人です。

    プルメリアには亘や六郎が度々出て来て嫁自慢があったりと、楽しめました。

  • 1945シリーズ完結作。
    カズイと千歳の物語。千歳は今までのキャラクターの中でもかなりのおっとりキャラで、物語自体もそこまで緊迫した雰囲気では進まない。けれど千歳の持つ孤独、不安や恐怖は今までのシリーズのキャラたちも感じていたこと。ただ、彼らがそれを表になかなか出さなかったということだけ…。そんな心を包んであげるカズイという図式も、今までと同じ。今までのペア達もやってきたことを、このカズイ千歳ペアが一番言葉にして、そして心繋げたのかなという印象がする。千歳がよく泣くからっていうのもあるのかな…。でもそんな千歳もカズイのためにと頑張る健気で芯の強いところがある。愛しい!
    それぞれのペア、皆出会えてよかったね…!となるんだけれど今回も本当にそう。お互いの唯一に出会えて本当によかったね…!という気持ち。

  • 1945シリーズ。太平洋戦争中の航空隊員同士の話。

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