すらすら読めるドストエフスキー

著者 : 桃井富範

• 彩図社 (2009年6月11日発売)

感想・レビュー・書評

[tokiredさんの感想 · 2017年4月21日]

罪と罰、白痴と読んでみて、
私に作品の良さがわかるだけの素養がない、
と強く感じた。

特に
同一人物に対する複数の呼び名、
宗教や思想に関する会話、
がピンと来ない場面が多かった。

この本は私のために書かれた！
と感じるほどに、
自分のニーズに合った本と言える。
当時ロシアの時代背景など、
この本で得た知識やイメージを持って、
残りの三大作品を読んでみようと思う。
楽しみになってきた！

著者プロフィール

1980年2月1日北海道に生まれる。
2006年北海道大学大学院修了。
高校図書局在籍中にドストエフスキー作品と出会い、以降情熱を持って研究を行う。　
言葉の魅力に取り憑かれ、様々な方面に執筆を展開している。
著作に「名前から発見！　理想のパートナー　～ローマ字恋愛相性占い～」（ＭＭＲ）がある。
ホームページ「三文々士のひとりごと」でドストエフスキー研究や翻訳を掲載している。

「2009年 『すらすら読めるドストエフスキー』 で使われていた紹介文から引用しています。」