酷道を走る

著者 :
  • 彩図社
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本棚登録 : 73
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784883927029

作品紹介・あらすじ

全国に広がる大々的な道路網。しかしそのすべてが快適に走れると思ったら大間違いだ。
ダートでドロドロ、ガードレール皆無なのはあたりまえ。それ以上の、命の危機を感じる危険が国道には数多く潜む。
そんな「国道」ならぬ「酷道」を走破した記録とノウハウが詰まった1冊。
地図もついているので、ドライブにも必携!

感想・レビュー・書評

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  • 全国に広がる大々的な道路網。しかしそのすべてが快適に走れると思ったら大間違いだ。 ダートでドロドロ、ガードレール皆無なのはあたりまえ。それ以上の、命の危機を感じる危険が国道には数多く潜む。 そんな「国道」ならぬ「酷道」を走破した記録とノウハウが詰まった1冊。 地図もついているので、ドライブにも必携!(アマゾン紹介文)

    日本全国の‘酷道‘を走るという趣旨や、周辺地図に加えて簡単なガイドなど、内容は良かった。運転が下手な私は近寄ることさえ考えたくないが、中には触発される方も出てくるだろう。
    ただ、折々に記される著者の出歯亀根性は、ちょっと。

  • 面白い内容だが、著者はかなり無茶をしているので、真似はやめておこうと思う。

  • 山登りを趣味にしていると、時としてとんでもないところに登山口があって、山自体よりもそこへいたるまでのドライブの難易度がやたら高かったりすることもある。

    例えば四国剣山登山口なんかはバスと出会うとアセるぐらいの細い道。出来ればこういう道は走りたくないもんだと、運転があまり得意ではない俺はいつも思うのだけど…

    おるんやねぇ、こういうとこを走るのが趣味の人。しかも通行止め看板があっても進む人。事故があってからでは洒落にならんと思うのだけどなぁ。地元の警察や有志の救助隊にも大きな迷惑かかるだろうし。

    賛同できかねる部分はあまたあるけど、ダラダラ読んでる分には楽しい旅本である。もっとも歩いて制覇してみたいとか思ってしまう俺は、著者よりM度(マニアックやで、マゾちゃうで、念のため)高いのかもなぁ

  • 国道なのに酷い道=酷道を走破することに執念を燃やす「酷道マニア」の記録。そんなマニアがいるなんて世の中は広いなあ。ただの「林道マニア」ともまた違うらしい。

    岐阜県在住だという著者は、免許とりたての初ドライブで、よりにもよってレンタカーのシーマでしかも深夜に「危険!落ちたら死ぬ!」という看板で有名な酷道157号に突撃してしまったという。それがきっかけなのか何なのか、以来すっかり酷道ドライブにハマってしまい、暇さえあれば酷道を求めて日本全国を走り回っているのだとか。
    侵入禁止のバリケードがあっても「これぐらいだったらどかせば進める」とか、意味不明な行動力が読んでて笑える。暇つぶしにはもってこいの本。

  • ここまでではないが、ドライブがてら近県の幹線でない山道を走るのが好きだったので共感。

    途中、ちょっとダレるが、一気に読了した記憶。

    しかし、俺がよく走る中国地方東部、近畿地方が無いのが残念。
    広島、島根まで遠征してみる??

  • 自分もなかなかの国道マニアだと思っていたが、まったくもって次元が違う国道もとい酷道を走った記録を書いている。

    筆者が最初に走った157号などは可愛そう。

    将来、四国の八十八か所をめぐろうかと思っているが、その際には、地方の国道は油断をせずにきちんと走ろうと思う。

    旅の記録はきちんとつけよう。そう、改めて感じさせてもらった本です。

  • 国道に制定されている道路でありながら荒廃が進み走行困難な道を著者とチーム酷道のメンバーで実走した記録をエピソードを交えながら書いている。文章中心の内容ではあるが、酷道を表現するにふさわしい「ガレる」などの専門用語も織り交ぜつつ、冷静に状況を判断しながら走破していく姿(彼ら自身は命がけである)がよく描かれている。臨場感があり大変面白く読める。

  • 全国に広がる大々的な道路網。しかしそのすべてが快適に走れると思ったら大間違いだ。 ダートでドロドロ、ガードレール皆無なのはあたりまえ。それ以上の、命の危機を感じる危険が国道には数多く潜む。 そんな「国道」ならぬ「酷道」を走破した記録とノウハウが詰まった1冊。

  • 21年9月
    買ってまで読むのは微妙な気もしますが、
    ダラダラ娯楽で読むにはまぁ。

    岐阜県の方が書いてるんですね。いきなり157号で笑った”

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著者プロフィール

昭和52年生まれ。岐阜県在住の会社員。薬品メーカーに勤務し、研究開発業務に従事。酷道の趣味をきっかけに、廃墟や事件現場にも興味を持つようになった。酷道巡りと廃墟探索、事件・事故現場へ急行することがライフワークになっている。週末は4人の子供との家族サービスが中心だが、月に一度は許可をもらって趣味の日を設けている。著書に『酷道を走る』『封印された日本の秘境』『廃線探訪』(小社刊)がある。

「2015年 『封印された日本の地下世界』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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