国会議員裏物語(文庫)

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  • 彩図社
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784883929337

感想・レビュー・書評

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  • 猪木国会議員女性秘書ほどではなかったが、この本は凄いことが書かれている。国会議員の正体だ。裏の裏までを暴露している。
    金集め(金儲けの)の方法の実態を詳細に書いてある。

     金集めの方法はいくつかある。
     収入源
     ①歳費 年額 1685万円 これは貰いすぎでしょう

     ②文書通行手形交通滞在費 1200万円
      こんなに必要ないでしょう。
     ③党からの公認料
      何百万らしい
     ④政治資金パーティー収益
     ⑤政治献金
      この受け皿にはうじゃマンとある。選挙区支部
    、資金管理団体、後援会。
    そして陳情だ。この陳情がいけない気がする。低い見返り斡旋は殆どが秘書にやらせる。なんといっても大金が動くのは公共事業だ。この度のコロナ禍の公共事業費をしっかりとっているのも肯ける。

     官房機密費年間15億ほどだが不透明すぎる。領収書は要らない。会計検査院からの検査対象から外され公開の義務もない。個人のポッケに入れてもわからない。外務省にも、年間30億円外交機密費があり1/3を内閣官房機密費として「上納」、されている。

     やはりなんといっても巨額の公共事業から大金が政治家に動く仕組みそのものにメスを入れ、この支配構造を変える必要があるように思う。

     今回のコロナ禍での政府のやり方が分かった。国民に目を向けてないことが。あの財務大臣が悪代官に見えてしょうがなかった。



    この方は国会議員の政策秘書を17年間もしていた。政策秘書というのは国の公費で払われているが金集めや、車の運転手させられたり、名義かりて国から公費分を騙し平然とピンハネしたり、している。で、自分で国会答弁や質問原稿なんかは作成出来ない奴が多い。

     政治家が悪いんだけど、そういう私腹を肥やす政治家が存続でいている仕組みそのものにメスをを入れ根本から変えていかなければならない。だけどあまだかって、そんなこと暴露した政治家はいなかった。

  • ひどい

  • 8/13

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著者プロフィール

中央大学法学部卒業後、中央大学白門会司法会計研究所室員、東京都職員、千葉県職員を経て国会議員政策秘書。
衆参8名の国会議員を補佐し、委員会の質問原稿の作成、著作の代筆、後援会作り、資金管理団体の会計責任者として政治献金の管理などに従事。国会内のあらゆる事柄に精通し、特に質問原稿作成は100回を超える。
「月刊宝島」「週刊アサヒ芸能」「日刊ゲンダイ」「月刊リード・ジャパン」に寄稿する傍ら、「週刊文春」「週刊新潮」「週刊大衆」「月刊テーミス」などに政治コメントを発表。
TBSテレビ、テレビ東京、テレビ愛知などへの出演も多数。
主な著作に『国会議員とカネ』(宝島社)、『国会議員裏物語』『戦後総理の査定ファイル』(いずれも彩図社)『国会議員リアル白書』(笠倉出版社)、『クイズ商法』(東京法経学院出版)、『クイズ金融・消費生活法』(同)などがある。

「2014年 『日本はアメリカとどう関わってきたか?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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