12歳からの読書案内

制作 : 金原 瑞人 
  • すばる舎
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本棚登録 : 85
レビュー : 12
  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784883994656

感想・レビュー・書評

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  • 12歳の頃、こういうブックガイドがあれば良かったのに。そう思わされる充実のライナップです。自分の中学生時代、学校環境のせいもあるかもしれないけど、手に入るブックガイドといえば、新潮とか角川のナツイチ。それを参考に手に取った作品もあるんだけど、なんか小難しかったり、古臭かったりで、いまひとつ役に立った記憶はなし。でも本作はそういう懸念からは程遠い。読んでない作品の方が多いけど、紹介された作家の名前だけ見ても、然るべきチョイスって感じがする。個人的には、自分が殆ど手に取ることのない、歌集とかラノベのあたりがちょっと気になりました。

  • 名作を誉めるのはもう、うんざり。この本には古典になっている(古典になりかけ)の本は出てこない。

    本の地図みたいなのがあるとより良かった。

  • いつかそっち側に行きたい。

  • 実はまだ10歳の娘に薦める本を探すために借りた。
    何故なら「ロビンソン・クルーソー」と「狼王ロボ」をあっさり読破してたから。
    でも・・・思ったより遥かに尖ったチョイスの連発だったので、「まだ早いかなぁ」と思いつつ、自分で何冊か読んでみることに決定(笑)

  • いわゆるヤングアダルト世代へ向けた読書案内。
    けれど、その時期だからこそ考えておきたいことというのは、その後もずっと大切なんじゃないかと思う。

    翻訳家・金原瑞人とその仲間たちによるこの本は、あくまで、12歳からのであって、大人にも十分興味深そうな本たちが並んでいる。

    ここから世界が広がっていく、そんな気がする本だ。

  • 2009年版の『とれたて!ベストセレクション』のほうを先に読んだ。この本がでた2005年から2009年にかけて、YAの分野がいかに成熟しているか、その変化が面白い。
    世の中には、こんなに楽しい本があふれている。中高生だけに読ませておくのは、もったいない!

  • この本のなかに金原瑞人さんの読書体験記が乗っているが、男の子は読書の楽しさに目覚めるのは中学生くらいからと書いてある。非常に健康的で活発な子ほど小さいとき日本を読む時間なんてないのかもしれない。しかし読書の楽しさに目覚めてからがすごい。世界文学全集や日本文学全集なんて学校の図書館にあったけれどその重たそうな本を見るだけで敬遠してしまった。家にあったなんてなんて幸運な人だろうと思う。今読んでおけばよかったと思うものがたくさんあるが、あの頃は読んだとしてもその活字を追うことで精一杯で内容なんて理解できなかったろうと思うし・・・。ここに紹介されている本は夏休みや冬休みの頃に「新潮の100冊」とかで紹介されているような本もあるが、読んだ人たちが内容を紹介するだけでなく自分がいいと思ったもの、その感想が書かれていて読んでみたくなる。貞奴という人が町田康の「きれぎれ」を紹介する中で、「ストリーの面白い小説は嫌いではないが、ストーリーだけの小説は好きではない。」といっている。「文体の在る小説」が読みたいけれどなかなかないと言っている。同感。文体という個性が感じられるもの、その人だけの雰囲気。といいつつ、「あらすじで読む名作」なんて本が本屋にあるのを見かけるとこれ読んで知ったかな気分になっちゃおうかとも思うのだが・・・。実際あらすじと結末さえわかればいいやと思う本も確かにあるのだから仕方ない。この本のなかで紹介された本のなかで読んでみたいと思ったものは、 しゃべれども しゃべれども     佐藤多佳子 義経千本桜              橋本治 家守綺譚                梨木香歩 2006・3・17

  • 子供が読書好きになる100冊ということですが、ラインアップが面白い。いわゆる「名作」と呼ばれるものではなく、最近の作家を選んでいる。ライトノベルや短歌などもあるが、BLも含まれているところがすごいなあ。まあ、古典と呼ばれるものも同性愛はあるからね。

  •  良質の海外YA作品を翻訳し、積極的に紹介している金原瑞人さんの監修による多感な中高生にぜひ今、読んで感じて欲しいYA作品を100冊、紹介しているブックガイド。 中高生向けonlyという訳ではなくて、YA作品が注目を浴びている現在、「面白そう。だけど、どんな本を読んだらいいのか判らない…」私みたいな大人へも十分にアピールする内容になってます。 ジャンルも青春小説だけじゃなく、現代詩、短歌、絵本、ノンフィクションと幅広いのも嬉しい。 内容は9章に分かれていて、それぞれ“「希望」がわいてくる本”“「勇気」があふれてくる本”“「コミュニケーション」の大切さに気づく本”“「情感」が豊かになる本”“「いのち」の重みに気づく本”“「冒険」の楽しさを味わう本”“「想像力」がふくらむ本”“「好奇心」を刺激する本”“「豊かな言葉」に出会える本”の分類の元、本好きな人達が「面白い!薦めたい!」本が推薦文と共に紹介されています。 まったく知らなかった本をオススメされるドキドキするような興奮も味わえるけれど、既読の作品でも「そういう読み方もあるのかっ!」新鮮な驚きを味わえるのが嬉しい。そうしてたまらなく再読したくなっちゃうこと必至。強力すぎるブックガイドです(笑)。 そういえば私が中高生の頃って、YAという言葉が使われ始めた最初の頃。レーベルもコバルト文庫ぐらいしかなくて、送り手も受け取り側である読者も、まだまだ模索してるって感じでした。当然のように森絵都もあさのあつこもいなかったし(苦笑)。だから思春期の悩みなどを上手に掬い上げて描いてる今のYA作品を読むと、一番必要としている時に、少しでも心の助けとなる本がある今どきの子供たちのことが羨ましくて羨ましくてしょうがなくなるんですよね。 途中で8話挿入されている金原さんのエッセイ「ぼくの読書体験記」にも深く共感。“中高生時代の読書習慣は一生のもの”。うんうん。私も強くそう思います。 私にも子供が2人いるけれど、も少し大きくなって本を読みたいと思った時に、自分の好みにぴったり合う「読みたい本」があればいいなあと思います。 私が本に感じたような「心ときめく」体験を、ぜひ我が子にも味わって欲しい! 今回は国内作品ばかりが紹介されていたので、次回はぜひ、海外YA文学の紹介も!

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