「会議ファシリテーション」の基本がイチから身につく本

著者 :
  • すばる舎
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感想 : 78
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  • Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784883997039

感想・レビュー・書評

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  • 2008年出版。

    ポストイット関係が多い。ポストイットを使ってはいけなかったらどうすれば…。お菓子もちょっと…。
    最終的な合意形成に軸を置いていた。
    ハウツー以前の本。軽い。

    以前読んだ大和出版の会議ファシリテーション本の方が有用と思います。
    なぜ、アマゾン(と、ブクログも?)のレビューで、本書の評価がこんなにも高いのか、ちょっと疑問です。

  • 目的:会議を進めるに為に使える知識を学ぶ
    内容:
    会議のはじめは発言させるのではなく考える時間にする
    自分の意見を紙にできるだけたくさん書いてもらう→意見の量は意見の質を担保する
    会議室の机は口型より島型の方が良い→空間があると見えない壁になる
    資料は実物でみんなで考えられるように出すべきである
    合意形成サイクルの仕組み
    個人→グループ→全体→個人と繰り返す
    個人で考える→自分の考えを全て書き出す
    グループで考える→みんなの意見を参考に個人で考える以上の考えを生み出す。個人の意見を整理して更なる意見を引き出す
    選ばせるのではなくひとつにまとめさせる

  • 酷い会議をしたので、読んでみたファシリテーションの本2冊目、『ファシリテーションの教科書』という本を1冊目に呼んだのですが、それとはベクトルが170度ぐらいは違いますね。どちらがいいとか悪いとかではなく使いどころが違う感じです。

    楽しい会議にお菓子とホワイトボードは必須。

  • 合意形成型の会議におけるファシリテーションの仕方についての本。

    合意形成型の会議をファシリテートするための方法が書かれているが、内容はインターンなどでよくあるグループワークの類です。やったこともある人は多いのではないでしょうか。自分もこの方法には既視感を感じます。いわゆるアイデア出しの会議において、ブレストの次に考えられる方法だと思います。

    個人的にはホワイトボードの活用術や会議の参加者に事前に資料を読んでもらうテクニックなどの小技が目新しく感じました。

  • タイトルの通り、基本的なところの話

    事前準備の重要性を感じられた

    深く知りたい人には物足りない内容

    それでもプロのファシリテーターになりたい訳でもなく、日常業務の中の会議を変えたいと思っている人には十分な内容

  • 会議のファシリテーション方法。
    合意形成型会議というのがみそ。みんなに合意を求める、意見を確認するファシリテーションであれば共通認識が持てる。

    アイディアを出し合う会議では特に有効。

  • 【概略】
     質の良い会議とは?良い会議となるためには、取り仕切る者=ファシリテーターに強烈なリーダーシップが必要なのか?本書ではリーダーシップなどは必要ない、必要なのは「発言マン」の根絶と、そのための「おもてなし」といったことが理解できる。「北風と太陽」から学ぶことができるマインドは、よきファシリテーターにも必要なものだった。「会議とは?」を根本から考え直させる一冊。

    2021年03月14日 読了
    【書評】
     「ファシリーテーション」というものに最近、興味を持ち始めてて。それで手に取った一冊。
     「ファシリテーションとは?」なんて全くわかっていなかった自分、「ファシリテーター」と「司会」の役割を混同していた自分、「会議」に対するスタンスを根本的に間違えていた自分、目からウロコな状態(笑)※あまりに「会議とは?」を知らなさすぎな自分だったから、落ちたウロコの量、半端ない。大企業などで沢山の会議をこなしているような方からすると、落ちるウロコの数は少ないのかも。
     ファシリテーターって、傾聴力というか、最近よく言われる「モテたいならこのスキルを学べ!」なんてところで要求されてる箇所を十二分に発揮するポジションな気がする。「俺の説が正しい」「自分が正しい」というところを価値基準にしてる間は、とても良いファシリテーターにはなれない。「(この場にいる全員で)良い作品を作ろう」ぐらいな感じじゃないとダメなんだなぁ。正しい・誤っているのではなく、どう創り上げるか?のアプローチ。
     本書は、かなり実務的な内容となっている。そのため、いつも手元に置いておいて、実際にこなす会議の中で「今回はこれを意識してやってみよう」みたいな形で反復反復・試行錯誤していくことがよいのかも。そしてファシリテーターを通じて得られるマインドは、必ずはパブリックスピーカーとして肥しになるだろうなぁと感じてる。
     うーん、ファシリテーション・・・本格的に学ぼう。

  • 教職員の組織力を高めるには
    教職員同士の関係性を発展させること
    そのためには会議の持ち方を変えることが
    必要と思って読んだ。
    わかりやすくすぐ実践できる具体策が
    たくさんあった。なにげないことも意図をもって対応することで、組織力向上につなげられることがわかった。

  • おもしろかった。大学が提供してるプログラムのレクチャーでまんま取り入れられてた

  • 会議は参加者に主体性を持たせるのが大事
    決定権をファシリテーターで握らず、常に参加者に求める工夫をする。以下なるほどメモ

    ・あえて発言回数が少ない人に話させることで発言しやすい雰囲気を作る
    ・あと10分で会議が終わるが合意形成できていない場合、選択肢を控えて「さて、どうしましょうか」と問いかける


    古い本だったので、全体的に古い体質の会社での会議を前提にしている感があった(それはそれで面白かったが)
    勉強用の本を買うときはなるべく新し目のものを買うようにしようという教訓を得た

    ポストイット使って意見を出し合う、みたいなのは入社した時から自分の会社ではやっていたので、いい会議のノウハウが最初からある環境だったんだなーとありがたく思った

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著者プロフィール

一般社団法人 会議ファシリテーター普及協会(MFA)代表理事。数々の経歴を経て培った会議のノウハウをもとに、2006年「会議ファシリテーター普及協会」を立ち上げる。年間100本を超えるその講座は、具体的で決して眠くならないことで有名。著書に『「会議ファシリテーション」の基本がイチから身につく本』(すばる舎)など。

「2021年 『公務員の会議ファシリテーションの教科書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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