知ってる人だけうまくいく 社長のための お金のはなし

著者 :
  • すばる舎
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784883998920

作品紹介・あらすじ

会社を作って3年目までは、お金があってもなくても苦労する。1日でも早く「社長の金銭感覚」を身につけたもん勝ち。

感想・レビュー・書評

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  • 語りかけるような文章体で読みやすいです。

    会社にとってお金とはこういうものだと思え!みたいな持論をずっと語っています。

    賛否両論ありますが考え方の一つとして覚えておくといいかなって感じです。

  • 1貪欲な利益追求に対する罪悪感
    2いい人でありたいという甘えの気持ち
    1と2はビジネスに対する甘え

    ほとんどの経営課題はお金で解決できる

    「経営力」はお金との格闘で研ぎ澄まされる

    ①事業計画を常に磨き上げる

    毎年、書いて計画通りに物事が進んでいるか毎月振り返る

    ④きちんとした銀行から借りる

    敷居が低いところほど金利は高い

    決算書を見られ言われたくないことも言われへこむことも大事

    ⑤引き際は「清く美しく」

    自分がかっこ悪いとか世間体など世間は思っているほど世間は気にしていない

    きれいに終われば再起もできる 

    追記:買価と個数を入れ替えて計画。。。。精度を高める

    ☆何とかなったのは今月の支払いだけ
    帳簿をつけると経営が見える
    →経営が見えればピンチに先手を打てる

    帳簿をつけていない社長は利益がでていないことへの実感が薄いから融資を受けたとたんほっとして飲みにいく
    喉元過ぎれば→返済期アタフタ

    会社の数字は経営改善の指標
    ・経営が見えれば→健康診断
    ・人任せ→死亡診断

    いつも付け焼刃の対応 → 月末の支払いアタフタ

    儲かっていない現実が見えない →改善策も出てこないからいつまでも儲からない

    ◎入金を見てから売上計上
    Because why お金が振り込まれるまでは「仕事」ではない

    入金見込みは最小に経費は最大に見積もって幹部に見せる

    会社の舵取りはつねに「最悪を考えて最善を尽くす」⇔最高を考えて努力を怠る

    月次決算は「足元の数字」
    今日が分からないやつに来月のことは分からない

    新米社長が最初に雇うのは経理ではなく営業
    経理は利益を生み出さない

    身内に頼む場合、保管や出納だけを依頼し数字そのものは経営者自身が追いかける

    ×帳簿をつけている暇があったら営業します
    →経営者としての能力にかけている

    決算書は社長の通信簿

    個人・法人500万社 内9割は社長自身が決算を行っていない

    「究極の経費節減とは全く使わないこと 経費0円を目指せ」

    節約のチャンスを逃すな
    →どんな時でも「もっと早うなりませんか?」とお願いしてみる
    変なところで遠慮すんな!

    ※得意先の接待なんて考えるヒマがあったらいい仕事をして返すこと

    月の売上が100万なら家賃は5万に収める

    自分(社長)の人件費も歩合制にする覚悟を

  • 会社経営の初歩本。

    経営者歴が長い人にはあまり勉強にならないかな。

  • 昨今若手ネット起業家界隈で流行の、リーンスタートアップなどとは大きく異なる、非常に堅実な起業のための本。
    事業としてお金を回していくうえでの心構えや実践的なお金の借り方など、泥臭いが勉強になる。

    ・帳簿は3年目までは社長自身でつける
    ・必ず黒字にする
    ・支払いは遅く、入金は早くなるように
    ・目先の安定で守りに回らない。拡大に障害となる大口顧客を捨ててしまうのもあり。
    ・銀行は、メガバンク、地銀または信用金庫、政府系金融機関の3つと話をする。特に政府系金融機関が初期の融資で重要
    ・手形は切らない、受け取らない、で押し通す
    ・赤字を出す前に借りておく
    ・無担保無保証系の融資制度は結構多い
     -「新創業融資制度」
     -「東京商工会議所創業支援融資保証制度」
     -「東京都の創業支援融資」
     -「東京都各区の独立開業資金」
     -「受給資格者創業支援助成金」
     -「地域再生中小企業創業助成金」


    2000万円くらい無担保無保証で引っ張ってこれるのであれば、
    出資でなく融資の方が後々ポジティブなのではないかと思い始めている。

  • 経営者の金銭感覚、利益に対する考え方について書かれた本。会社を作って3年間はお金があっても無くても苦労する。融資の受け方や銀行との付き合い方など参考になることが多い。経営とは結果がすべてというのは納得できる。

  • 最新の助成金や先生&銀行の付き合い方も紹介されており、読みやすい本です。ありがちな1人の経験則だけでなく、関西大学専門職大学院の教授でもあり、またベンチャーキャピタルでもあるので、内容豊富!!

  • 書店でタイトルに惹かれ手に取ってみたところ、今の自分の心にずっしりと響く言葉が盛り沢山。

    タイトルにある「お金のはなし」だけでなく会社を経営する上で大切な心構えを再確認させてもらった。

    起業前に出会えればなお良かったかもしれない。

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