- Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
- / ISBN・EAN: 9784883999569
感想・レビュー・書評
-
小宮さんの持論
「話せる人は 書ける」
もっともだと思いました。
上手に話せる人は 上手に書ける
論理的に話せる人は 論理的に書ける
そりゃそうだ。。w
それと
読み手を意識することの重要性を感じました
書きたいことを書くという面もあるけれど
読み手にとって
価値があり インパクトのある 文章というところがポイントなのかなっと思います
つまり この書評も。。。
読み手にとって 有意義であることが。。一番なわけで。。
基礎力を見直すうえで 小宮さんの本は 良いと思いますよ詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
知識を本当に身に付けるにはアウトプットすることが最善。
しかし、そのアウトプットがなかなか出来ない。
天牛書店(古本屋さん)で見つけた本書は、そんな気持ちもあって買ってみた。
著者は、アウトプットするためには、関心と仮説が大切だと言います。
物事に関心を持ち、自分なりにそのことに対して仮説を立ててみるといいそうです。
さらに、論理的思考力が必要で、出来るだけ物事を具体化していく習慣を身に付けるべきだと言います。
(分かりやすくするには、数字に落とし込むのがよい)
もちろん、その大前提としてたくさんインプットしておく必要があります。
取り敢えず、たくさん本を読みましょう。 -
・メモを取らないから自分の中でアウトプットの敷居が上がる!
・自分は「関心」はあるけれども「仮説を立てる」というのを怠りがち
・アウトプットをやっていると質も高まってくるからまずは質が低くてもアウトプットそのものが重要
・1週間に2時間でも1年間続ければ専門的なレベルの勉強が2つできる!
・難しい本は敬遠しがちだけど、それこそが良質なインプット
・著者の本は重要なことを繰り返し言ってるので分かりやすい。経済や会計に造詣が深く、自分もその辺に関心があるから読みやすくなるのもあるとは思う。 -
第1章 仕事を早くする 小宮式「書く力」
第2章 書く能力を高める インプット力
第3章 インプットをアウトプットに生かす
第4章 アウトプットを高めるために学ぶこと
第5章 小宮式文章作成術 8つのポイント
.段取りには時間をかける
「段取り」とは、文章を書く前の準備です。
私が書くのが速いのは、机に座ったらすぐに頭の中にあるものを一気に書き出していくからです。コンピュータにたとえれば、CPUは「書く作業」だけに使われています。
机の前に座ってから「何を書こうかな」「どんなふうに書こうかな」などと悩んで時間をかけることはありません。事前に考えておいた内容を書いていくだけ。だから速いのです。
.「関心」を持ち「仮説」を立てる
「関心」が第1ステップで、加えて普段から基本となる数字や考え方などを勉強していると、それが基準となり、自分なりの「仮説」が立てられます。そうすれば、おのずとインプットの質が格段に上がるのです。(中略)
若い方は、まず、自分の仕事に関心を持って、自分なりの仮説をつくるのです。仮説を得るには、自己流ではなく、その分野の専門家の本などを読んでその本質を知ることが必要です。本質が基準となり仮説となり、さまざまな現象を見たときに、それが基準に照らしてどうかが見えるようになるからです。
.新聞を一面から読む
新聞は、新聞社(編集者)が重要だと決めた順番に一面から記事が載っているのです。重要なニュースから読んでいくというのが基本ですから、一面から順に読んでいくことが大原則です。
世の中が重要だと考えていることと、自分が重要だと思うものは違いますから、自分の好きなところばかり読んでいると、世の中の重要さと自分の重要さの感覚が知らず知らずにのうち大きく乖離していってしまいます。
逆に一面から順に読み続けていれば、世の中が重要だと思っていることと、自分の重要度が次第に合ってくる。いうなれば新聞を一面から読むのは、世の中の感性と自分の感性とを合わせる訓練といってもいいでしょう。
論理的思考力の高い本」を時間をかけて深く読む
最近では、インターネット上でちゃちゃっと調べることが知識の源となっている人も多いようです。しかし、ネット上にあるきちんと検証されていない表面的な知識を拾って、それを調べ直すこともせず、自分の知識として蓄積していくことは、とても危険なことだと思いませんか?
それでは真実を理解することは、到底できません。少々たいへんだと思っても良い本を読み、正しい知識を身につける習慣付けをしてください。
決まりごとは早く勉強しておく
会計なら貸借対照表を見るときに、左サイドが『資産の部』、右サイドが『負債の部』と『純資産の部』という基本的な枠組みを知っていないと理解できません。これは、決まりですので覚えるしかありません。
つまり、こうした規則(フレームワーク)は、知っておくべきことであり、遅かれ早かれ必ず必要になるもの。それなら早く勉強しておいたほうが効率的です。
「何でこうなるのだろう」なんて考えたってしかたありません。決まり事ですから、勉強して覚えるしかありません。
まず目の前のことを学習する
営業マンなら、お客さまのこと、商品のこと、自分の属する業界のこと……。販売業の方なら、扱っている商品の流通や素材や特徴、価格など。自分の専門分野を知ることが最優先です。
多くの方がそこを間違えて、すぐには必要ではない語学やIT関係、会計など、余計なことまで張り切って取り組んでしまいます。(中略)
とにかくまずは、自分の仕事の本質を究める勉強に時間をかけてください。
勉強しなくても、そこそこの仕事はこなせるかもしれません。しかし、自分の仕事を徹底的に突き詰めた人とそうでない人との仕事には、将来的に必ず大きな差が出てきます。
文章を書くときに私がまず考えるのは、「何を伝えたいか」ということです。
これは、自分が何を言いたいかということではなく、読み手にとって面白い内容になっているか、また読んだあとに満足感を得てもらえるか、もしくは何か役立つ情報が入っているか、という読み手にとっての「(バリュー)=(価値)」です。(中略)
そして次に大切なのは、そのバリューに対して、いかにインパクトのある書き方で読み手をひきつけられるか、ということです。
せっかく価値ある情報を見つけ、それをレポートにまとめたとしても、最後まで読んでもらえなければ、なんの意味もありません。
アウトプットと言うより、それに先立つ本質的な部分への言及が多い1冊でした。
もちろん、「難しい言葉を使わない」「文章を短くする」と言った「お約束」も掲載されているのですが、上記ポイントではあえて小宮さんらしい部分を抜き出した次第。
逆に、そういう部分こそが、本書の「バリュー」だと思ったので。
◆また本書は、個別の論点について、小宮さんが各種媒体で実際にアウトプットした文章がいくつも掲載されているのが特徴のひとつ。
アウトプットの例が「書籍」ですと、中身をまるごと載せることは無理ですが、「メルマガや会報等」の600字~1500字程度の文章なら論点の具体例として紹介することも可能です。
このやり方は、類書でもあまり見た記憶が無いような?
私は小宮さんのメルマガを購読しているのですが、あの号の内容は、こういう手順を踏んで書かれたものなのか、と改めて舞台裏を覗き見した気分です。
それにしても、あの文章がそんなに短時間(15~30分)でサクサク書かれていたとは、まったく思っていませんでした。
◆さて、他の類書と同じく、アウトプットの前提として、小宮さんもインプットの重要性を挙げてらっしゃいます。
同意されない方もいらっしゃるとは思いますが、上記で挙げたように新聞は一面から読みましょうよ、とw
小宮さんの場合、新聞は『読売新聞』『日経新聞』『日経産業新聞』の3紙を読まれているよう。
そして、小宮さん独特のインプットが「定点観測」で、本書では「グアムでの定点観測」から導き出された世界情勢の予想が紹介されています。
私はメルマガの時点で読んでいて「なるほど」と思ったのですが、この辺の「観察力」は是非見習いたいところ。
◆一方で、世間的に必要と言われる語学やITより、自分の専門分野を学習せよ、と言われているのは、私を含め、自己啓発書好きにとっては、耳痛いかもしれません。
同様に「論理的思考力の高い本」を読むことを薦められているわけで、本書では一貫して『目先の「要領のよさ」を追求しない』というメッセージを出されてらっしゃるような。
ただ、若いうちはともかく、ゆくゆくはこういった基礎能力の部分が大きな差に繋がってくる気がします。
今回挙げた「7つのポイント」も、今すぐには効果が出なくとも、将来的には大きなリターンとなってかえってくるハズ。 -
著者のアウトプットノウハウがさく裂です。
-
■■【今日の一冊】〜 小宮式 知的アウトプット術
一瞬でまとめて、書く力
--------------------------------------------
|小宮一慶/著
|すばる舎|2010年11月
|ISBN:4883999564|800円|244P
--------------------------------------------
__《 この本のツボは? 》_________
本書は、経営コンサルタントの小宮さんが「どのようにしたらよい文章を素早
く書いて、アウトプットできるか」ということを、ご自身の経験を踏まえて説
いたビジネススキルアップの本である。
レポート、企画書、出張報告書、手紙・・・私たちの周りには書くことが案外
いっぱいある。だから、誰でも書くことはしっている。しかし、どうしたら、
早く、伝わりやすく、質のよいものを書けるかは、あまり深く考えたことがな
いかもしれない。
そのヒントは、私たちも実は日頃うすうす感じている。また、後輩に教えてく
ださいと言われれば、それなりのポイントを話せる。
たとえば、いつもネタをメモしておくとか、書いたものは読み返すとか、分か
りやすいとか、相手のことを考えろとか、20個くらいはすぐでてくるかもし
れない。
さて、そこで、この本を読む前にあることを提案したい。
自分なら、書く力(アウトプット力)を高めるためにどんなことを後輩に伝え
るか、どんな風に伝えるか、を考えていただきたい。で、それをチャートでも、
図解でも、マインドマップでもいいので、まず書いてほしい。
(そのプロセスは、考えたことを構造化することであり、ある意味編集するこ
とでもある。その時の脳みそは、かなり活性化しているはず)
そのあとで、本書を読んでみられたい。
この本は、内容がとてもよく構成されており、読んでいると頭の中で、著者の
言いたいことが構造的に整理できていくのが分かる。
本書の言いたいことの図を、僕なりに書いてみた。電車の中でラフを書き、家
で清書した(つもり:笑)。下手な字はご勘弁。
ブログに掲載してあるので、上記の「自分の考えたもの」と比べてほしい。
(必ず、自分で構想をメモってから見てね)
結構、面白いことになるのではないかと・・・。
案外僕の考えも的を得てるなぁ!
なるほどそうきたか!
わっ、まいった、そういう視点があったか!
など、楽しい脳内化学反応が起きることうけあい。
というわけで、今日のWebookは、一切内容の紹介はなし。笑
おいおい、なんだよそれ!って方は、まぁ、こちらの図解をご覧ください。
→ http://bit.ly/20101105Zukai
あ、そうそう、本を読む前の「自分メモ」を送ってくださった方の中から、最
も楽しい方に、小山さんのサイン入本をプレゼントします。
メモは画像でもテキストでもOK。
タイトルと本文を工夫して送ってね〜。
宛先: webook@yahoo.co.jp 〆切、11/10(水)
__《 おすすめ度は? 》___________
★★★★★+一瞬で書く
__《 知りたい? 》_______
・テレビを見ていても「 」るのが大切。それなーに?
・バリューは、価値。読み手にとっての価値だね。
・インパクトは、驚き、矛盾、発見。へぇ〜とかうっそーですね。
__《 買いたい? 》_______
・アマゾン http://amzn.to/KomiyaShiki
----------------------------------------------------------------------
■■今日のおまけ:( XMind )
XMindというマインドマップのソフトを今日知りました。
ある方に教えてもらったものです。きょうのインパクトその1でした。
フリーなのに、すごい! マップの枝には、文章や図しかかけないはずのに
なんとエクセルみたいなスプレッドシート(表)が書けちゃう!
おっ〜! と驚き。しかもフリー。
ということで、早速ダウンロードしました。
http://bit.ly/XminD
有料ソフトを購入しようかと思ってたのですが、これで十分かも。
インパクトその2、その3は、また今度お話しましょう。笑
(いま、まだ言えない話なんで・・)
今日はかなりヤバイ日でした・・・汗
-
知的アウトプット術といいつつ、殆どは書く技術。
その内容は極めて基本的かつ抽象的。
相手の立場に立つ、とか。
それでいて途中途中では、自分が書いた過去の文章を長々と引用…。
超高速で読了。がっくし。。 -
仕事がいまいちな人にはいい本だと思う
この著者の本はどれも読みやすい -
・自分の基準を高めていく一番良い方法は優れた人が書いた本を読むこと「論語」「老子」「松下幸之助」「稲盛和夫」
・知恵とは突発的なアイディアではなく論理的な思考
・週に1〜2時間 OFF THE JOB で勉強をすべし -
最近読んだビジネス本の多くがアウトプットの重要性について説いており、「知的アウトプット」というタイトルに惹かれて購入したが、ちょっと外した。
私が期待したのは効率のよいアウトプットのノウハウ系だったのだけど、実際は特に真新しくないインプット法をこの人が実践していて、アウトプットの実例がこれですって感じ。こっちにレベルを合わせてくれているのだろうけど、なんかエッセイ読んでるみたいだったよ。
あとなんでかもやっとする書き方が多いな、と引っかかることが多い。もやっとというのはすごく薄い不快感なのだけど、この人の文章すごく馴れ馴れしい。
どうやらこの人はすごく忙しい仕事をばりばりこなしながらメディアへの露出も多い立派な人らしいのだけど、あんまりテレビ見ないのでふーんとしか思えないし、親しみもないし、なんか気持ち悪い。